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東海大駅伝チームの両角速新監督が実績引っ提げ凱旋、クロスカントリーコース新設し強化へ

スポーツ | 神奈川新聞 | 2011年9月29日(木) 15:33

新設したクロスカントリーコースを前にポーズを取る両角監督(右下)ら東海大駅伝メンバー=東海大湘南キャンパス
新設したクロスカントリーコースを前にポーズを取る両角監督(右下)ら東海大駅伝メンバー=東海大湘南キャンパス

1995年に佐久長聖高陸上部監督に就き、98年から13年連続で全国高校駅伝に出場。2008年は2時間2分18秒の大会記録で初優勝した。華々しい実績を引っ提げて、新監督が“凱旋(がいせん)”した。

同高が全国的な強豪校にのし上がる原動力となったのが「クロスカントリーコース」。「世界の長距離界を席巻しているアフリカ勢の強さは、大自然の中で起伏に富んだ野山を走り回っていることにある」という考えが基にある。

舞台が移っても、手法は変わらない。同大学に赴任後、「造りたいと思っていた」という大学側と意見が一致し、整備に着手。アップダウンのある全長1・1キロのコースが11月末に完成する。新監督は「平地よりもはるかに多くの効果が得られるので、選手は飛躍的に記録を伸ばすはず」と自信をにじませた。

東海大時代は4年連続で箱根駅伝に出場し、日産自動車で競技を続けた。指導者として神奈川に戻ってきた両角監督は、「これも何かの縁かな。9月には家族も来るので楽しくやりたい」。

「箱根制覇」を託されているが「(長距離種目において)駅伝は強化手段だと思っている。オリンピックを目指す中での通過点」というのが持論だ。「(駅伝は)日本独特のスタイル。そこで付けた力を世界で発揮しなきゃ」。世界へ向けての挑戦も始まった。

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