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全日本大学野球:横浜商大が東農大生物産業学部と対戦へ、悲願の「全国1勝」を

スポーツ | 神奈川新聞 | 2011年6月6日(月) 23:51

神奈川大学春季リーグでチームトップの5勝を挙げた岩貞=横浜商大野球部グラウンド
神奈川大学春季リーグでチームトップの5勝を挙げた岩貞=横浜商大野球部グラウンド

7日に開幕する第60回全日本大学野球選手権(神宮球場など)の開会式が6日、東京都内の日本青年館で行われ、東日本大震災の被害が大きかった南東北大学連盟の代表校、東日本国際大の天野勝仁主将(21)が「今こそ私たち、若い力が復興の懸け橋となり、あすの日本の希望となるべく全身全霊を込めて戦う」と力強く宣誓した。

今春の神奈川大学リーグを5季ぶりに制した横浜商大は、7日午前11時からの1回戦で東農大生物産業学部(北海道学生)と対戦。10年ぶり4度目の出場で、悲願の「全国1勝」を誓う。

商大は神奈川春季リーグで10勝2敗。佐々木正雄監督(62)は「(大会に)出るのが精いっぱいだった今までとは違う。今年は選手を信頼している部分が大きい。ピッチャーを中心に、徹底して守り抜く野球ができている」と手応えを話す。

初戦突破のカギに指揮官が挙げるのは、当然その投手陣。リーグ5勝の2年生左腕岩貞は、130キロ台後半の威力あるストレートをはじめ、スライダー、カットボール、フォークなど多彩な変化球で組み立てる。右の本格派福田は4試合で2勝(1敗)だが、防御率0・67はリーグ2位。常時140キロ台前半の伸びのあるストレートで押していく。

攻撃も1試合平均4・2得点と好調。優勝が懸かった桐蔭横浜大との3回戦では、5個の送りバントで得点圏に走者を進め、重圧をかけ続けた。中軸でも1点を奪いにいく姿勢で、しぶとく得点を重ねる。打率3割9分5厘、3本塁打、8打点の松延は「練習から逆方向を意識している。積極的に足を絡めたり(犠打で)送ってタイムリーが出たりと、いい流れができている」と充実ぶりをアピールする。

リーグ終了から約3週間空いたが、紅白戦を行って仕上げてきた。福田は「勝てば歴史的な1勝になる」。主将の畑中は「チームは精神的にも成長した。優勝を目指して一戦一戦頑張りたい」と決意を込めた。

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