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横浜M:中沢開幕滑り込み、実戦練習も問題なく消化

スポーツ | 神奈川新聞 | 2011年3月3日(木) 00:03

右太もも裏痛から復帰し、主力組で実戦練習をこなす横浜M・DF中沢(右)=マリノスタウン
右太もも裏痛から復帰し、主力組で実戦練習をこなす横浜M・DF中沢(右)=マリノスタウン

右太もも裏を痛めて別メニュー調整を続けていたJ1横浜MのDF中沢が、5日のリーグ開幕戦に出場できる見通しになった。完全合流した1日の練習に続き、2日は10対10の実戦形式の練習などを問題なく消化。「(開幕戦の)構想に入りたいと思って、張り切ってやりました」と明るい表情で話した。

中沢は先月22日に右太もも裏の違和感を訴えて練習を中断。翌日の検査結果は軽症との診断だったが、一時は開幕戦の出場が危ぶまれていた。

この日の実戦練習では主力組に入り、控え組の選手との激しい接触にも対処。最終ラインから味方に指示を出す声はひときわ大きく、木村監督は「一番声が出ているし、気合が入っている。あれだけできれば問題ない」と開幕戦出場にゴーサインを出した。

一方、中沢と同じ日に左太ももを痛めて全治3~4週間と診断されたMF中村は、別メニューで調整中。この日はランニングや軽くボールを蹴るにとどまったが、当初の診断よりは順調な回復ぶりを見せている。

木村監督は「明日(3日)の状態が良ければ名古屋に連れていくかもしれん」と話し、条件付きながら開幕戦での起用の可能性を口にした。

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