5月14、15の両日に開催される「2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会」のコース概要が12日、横浜市役所で発表された。会見では日本代表の飯島健二郎監督の他、大会に出場する井出樹里、足立真梨子、土橋茜子(以上トーシンパートナーズ・チームケンズ)、細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター)がそれぞれ意気込みを語った。
2009年、横浜開港150周年記念イベントの一環として、世界選手権シリーズが横浜で開催された。今年も横浜市中区の山下公園周辺特設コース(51・5キロ=スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)で行われる。この大会は五輪出場枠を決めるランキングの対象にもなっている。
昨年11月の広州アジア大会金メダリスト・細田は、前大会を振り返りながら「こんなに大きな街で走れるのがうれしい。関係者以外の観客も見に来てくれて、声援がすごかった」。北京五輪で5位、前大会3位の井出は「選手の心を盛り上げてくれるような景色。必ず表彰台に上がりたい」と抱負を述べた。
前大会よりも一般参加者の枠(2千人)を増やし、国内最大級の大会規模となった。大会運営代表の林文子市長は「ボランティア活動など、前大会が高く評価された。APEC(アジア太平洋経済協力会議)に続いて世界にPRしたい。横浜の象徴となる大会にしたい」と話した。
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