日産カップ争奪第43回県少年サッカー選手権(県サッカー協会・神奈川新聞社主催、日産自動車特別協賛、日産神奈川グループ・横浜マリノス協賛)中央大会は4日、綾瀬スポーツ公園多目的広場などで開幕した。第1日は低学年の部の1、2回戦が行われ、8強が出そろった。
SFAT ISEHARA SC(伊勢原)は1回戦でセリエFC(川崎)を7-0、2回戦はゴール・ハンター・ユナイテッド(川崎)を6-1で下し、いずれも大勝でベスト8に進出。川中島SC(川崎)は2回戦で友愛SC(小田原)とのPK戦を制した。前回覇者の横浜F・マリノスプライマリー(横浜)も勝ち進み、準々決勝で前々回大会で優勝しているバディーSC(横浜)と顔を合わせることが決まった。
第2日は5日、高学年の部1、2回戦が行われる。
◆仲間に感謝する中村
川中島SCはPK戦を5-4で制し、2回戦を突破。相手の1本目を止め、最後は6人目のキックがポストをたたいて外れた。歓喜を引き寄せたGK酒井は「何本か止めて、そのまま勝ちたいと思っていた。やっと帰れる。安心した」と喜んだ。