2016年Jリーグ最優秀選手賞(MVP)に輝いた川崎フロンターレの中村憲剛選手(36)に対する川崎市スポーツ特別賞の贈呈式が1日、同市高津区の高津市民館で行われ、多くの市民が祝った。
福田紀彦市長は「努力の人で名実ともに川崎市の顔。MVPは市民にとっても大きな喜び。今年はぜひ優勝を」とあいさつ。中村選手は会場を埋めたサポーターを見渡しながら「多くの人にお祝いされ大変うれしい。個人のタイトルを取ったので、次はぜひ(優勝)タイトルを取りたい」と応じ、地元・久本小サッカークラブのメンバーから花束を受け取った。
会場の子どもらから「どんな練習をしているの?」「印象に残った試合は?」などの質問を受け、「ミスをしないよう地道にこつこつと練習している」「優勝を懸けた天皇杯決勝」と笑顔で答えていた。
中村選手に対する市スポーツ特別賞贈呈は、ワールドカップ南アフリカ大会後の2010年7月以来2度目。