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神奈川ダービー
両雄、主役渡さない きょう2日、第2ステージ開幕

スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年7月2日(土) 02:00

 逆襲が始まる-。明治安田J1第2ステージは2日開幕し、湘南と横浜Mの2クラブは湘南のホームでの「神奈川ダービーマッチ」(午後7時・ShonanBMWスタジアム平塚)で再スタートを切る。

 第1ステージは16位のJ2降格圏で終えた湘南だが、第1ステージ終盤を4戦無敗(2勝)でフィニッシュ。混戦の下位争いを抜け出す兆しを見せ始めている。片や名門の横浜Mは第1ステージ11位と低迷。決定力という積年の課題を克服できるかが焦点だ。

 優勝争いを繰り広げた川崎に話題を独占されていた第1ステージ。後半戦、白星発進して主役の座をつかむのはどちらのチームか。

二つの変化 躍進期す横浜M


 開幕前の不安は現実のものとなっている。シーズン序盤にカイケ、マルティノスの攻撃的な両外国人を獲得したものの、第1ステージ17試合で無得点は6試合。モンバエルツ監督は「チャンスをつくることはよくできているが、得点が決まっていない。このギャップが問題だ」と振り返る。

 ワントップはここまで伊藤、富樫、カイケが日替わりのように務めているが、3人で挙げたのは計4ゴール。シュートだけでなくラストパスの精度も低い。直近5試合で奪った5得点は全てセットプレーが起点。プレースキックは名門の持ち味だが、流れの中で取れていないのは寂しい。

 フランス人指揮官は変化を求めている。一つ目に「姿勢」を挙げ、「FWは練習でもリアルなシチュエーションをイメージして決めること。何人かは試合で取ればいいだろうと思っている。もっと厳しく言っていく」とトレーニングから意識改革に徹するという。

 二つ目はロングボールだ。「頼るわけではないが、もっと取り入れていきたい」と攻撃の幅を広げる打開策を語る。

 湘南にはホームでの第1ステージで今季初勝利を献上したが、アウェーでは過去10戦無敗(9勝)と無類の好相性だ。中村は両足首痛のために出場は微妙だが、今季チーム最多4ゴールを奪っている斎藤は「相手がどうこうというより、自分たちはやるだけ。会社、サポーターを含めたチームとしての一体感を出すこと」と一丸の姿勢の大切さを説いている。


攻撃陣をけん引する横浜M・斎藤(右)=新横浜公園
攻撃陣をけん引する横浜M・斎藤(右)=新横浜公園

らしさ定着 上昇気流の湘南



 就任5年目の湘南の熱血漢は何よりぶれることを嫌う。「今置かれている順位にとらわれず、自分たちのサッカーを見せ続けるという強い意識が必要。湘南はまだ死んでないぞというところを見せたい」。チョウ貴裁監督の言葉は実に熱っぽい。

 昨季限りで離れた前主将の永木(鹿島)や、U-23(23歳以下)日本代表の遠藤(浦和)が所属チームで上位争いを演じる中、スタートは開幕8戦未勝利と、とにかく苦しんだ。何よりシーズン序盤、昨季30試合に出場したボランチ菊地を右膝大けがにより失ったのは痛かった。

 しかし、ぶれない指揮官の下、攻守において豊富な運動量をベースに戦うスタイルは徐々にフィットしてきている。ここ5試合は2勝2分け1敗。リーグ3番目に多い27失点は相変わらずの課題だが、下位にいながらも川崎に4-4、G大阪に3-3のドローを演じられるのは湘南だけだろう。主将の高山は「自分たちの時間じゃないときに守り切れたり、攻撃面でも自分たちらしさを出せるようになってきた」と手応えを感じている。

 第2ステージの初戦で激突するのは今季初勝利を挙げた横浜M。しかもベルマーレ平塚時代の1997年以来となる大きな1勝だった。

 キャプテンは「マリノスはリベンジという気持ちでくると思うけど、勢いに乗るという意味で最初から連勝を狙っていくのが大事。しっかり気持ちを入れて頑張りたい」と燃えている。


横浜M戦を前に汗を流す湘南・主将高山=馬入グラウンド
横浜M戦を前に汗を流す湘南・主将高山=馬入グラウンド

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