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神奈川大学野球春季リーグ
桐蔭大が2季連続9度目の優勝

スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年5月26日(木) 09:54

2季連続9度目の優勝を果たし、大喜びの桐蔭横浜大ナイン=サーティーフォー相模原球場
2季連続9度目の優勝を果たし、大喜びの桐蔭横浜大ナイン=サーティーフォー相模原球場

 関東学院大-桐蔭横浜大の2回戦が25日、サーティーフォー相模原球場で行われ、桐蔭大が2-0で関東大を下して9勝3敗とし、2季連続9度目の優勝を決めた。26日の3回戦で関東大に敗れ、勝ち点で並ばれても勝率で上回る。桐蔭大は第65回全日本選手権大会(6月6日から7日間・神宮球場など)に出場する。

 桐蔭大は先発の齋藤友貴哉(4年)が3安打完封。打線は二回に鈴木聖歩(2年)の適時二塁打で1点を先制し、四回には徳田義満(4年)の二塁打で1点を追加した。

 もう1試合は横浜商大が4-1で神奈川大に連勝。この試合の結果、神奈川工大の4位と神奈川大の5位が決まった。

 最終週第3日は26日、同球場で桐蔭大-関東大の3回戦を行う。

齋藤友V導く完封劇



 最後の打者を打ち取った瞬間、齋藤友が両腕を高く突き上げた。ダブルエースの一角の右腕のもとへ、桐蔭横浜大ナインが駆け寄っていく。「厳しい試合の連続だった。選手たちはよく成長してくれた」。齊藤博久監督(50)は頼もしい教え子の手で、優勝回数と同じ9度宙に舞った。

 前日にエース高橋拓をのみ込んだ関東学院大の前に仁王立ちした。試合前に、その同じ4年生の高橋拓から「よろしく頼む」と言葉をかけられていた背番号16は一回を三者凡退に抑えると、以降も危なげなくゼロをスコアボードに並べていく。

 2-0の八回1死から宍倉に対してストレートの四球を与えるも、3番石野を直球で、続く4番正木をスプリットで2者連続の空振り三振。散発3安打で9回を投げきり「最後の最後まで気持ちを切らさずに自分のピッチングができた」と満面の笑みを見せた。

 関東学院大との大一番で今春4勝目を挙げ、しかも、第4週の横浜商大戦、第5週の横浜国大戦に続いての3試合連続の零封だ。盟友の高橋拓は「本当に頼もしい」と喜び、指揮官も「関東大に完封できれば本物だなとは思っていたがよく抑えた」と褒めちぎった。

 この試合を含めて12試合全てで高橋拓、齋藤友の二枚看板が先発。1戦目を落としても次は齋藤友がいる。2戦目で敗れても今度は高橋拓が再び相手に立ちはだかった。高め合うように好投してきた2人の次の目標は日本一しかない。

 「全国の舞台は初めて。自分のピッチングでベストを尽くす」。最後の年に懸ける右腕は全員の思いを代弁して言った。

流れ呼び込む先制打


 桐蔭横浜大の2年生鈴木聖が先制打で流れを呼び込み、チームの優勝に貢献した。二回無死二塁。前日の第1戦では2打数無安打に終わっていただけに「後悔のないように思い切って打席に立った」という。初球の直球を捉えて右翼線への適時二塁打とした。

 齊藤監督は「野球センスは抜群。初球をしっかりたたいて、いいタイムリーを打ってくれた」と評価し、19歳は「こういう大事な試合で齋藤(友)さんを助けることができて本当によかった。自信につながった」と笑顔をのぞかせた。

守りからリズム失う

 プレーオフに持ち込むには一つも落とせなかった関東学院大は攻守に精彩を欠き、8季ぶりの優勝の夢がついえた。

 二回に失策を足掛かりに先制を許すと、肝心の打線は桐蔭横浜大の好投手齋藤友に3安打無得点。四回から七回まで毎回あった得点圏の好機を生かせず、鈴木監督は「ストレートを狙わせたが、それが力みにつながってしまったかな」と振り返った。

 リードオフマンとして好調な打線を引っ張ってきた大石は「ずっと2位、3位が続いていたので今季こそと思っていた」と桐蔭大の胴上げを眺めながら大粒の涙を流した。主将の正木は「この結果を受け止め、守備からリズムをつくれるようにしないといけない」と悔しさをのみ込んだ。


らしい野球できた

 桐蔭横浜大・齊藤博久監督(50)の話 投手を中心に守備がしっかりした桐蔭大らしい野球ができた。ただ、打線が3安打では全国では勝てない。もっと攻撃力を高めて全日本に臨む。

泥くさく臨めた戦い

 桐蔭横浜大・小野瀬大勝主将の話 泥くさく、挑戦者の気持ちで臨んだ戦いだった。(齋藤)友貴哉が優勝に導いてくれた。目標は日本一だが、目の前の一戦一戦を大事に戦っていく。

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