湘南国際マラソンの実行委員会は12日、今年の第11回大会の概要を発表した。12月4日に開催、コースは例年通り大磯町が発着点となる。給水所に湘南の名産や地元店の逸品を置き、ランナーに味わってもらう「湘南ハッピー給水」の取り組みを初めて導入する。
基本コンセプトは「すべての人がハッピーになる日」。フルマラソン(定員1万9千人)、ハーフマラソン(同500人)、10キロの部(同4千人)、約2キロのファミリーラン(同500人)の4部門を設けた。
昨年の10回大会では、当日に硫化水素自殺とみられる不審車両がコース上で見つかり、ハーフマラソンと10キロの部が中断。参加選手の中から希望者に11回大会の優先出走権を与える措置を取るため、両部門の募集枠は例年より少なくなる。
前回初めて行ったコンテスト「湘南ジェーンを探せ!」も引き続き実施。大会の顔となる女性ランナーを募集・選出する企画で、選ばれた女性は大会のPR大使を務めつつ、本番も走ってもらう。
申し込みはインターネットで先着順。21日午後8時の地元枠(藤沢、茅ケ崎、平塚、大磯、二宮の5市町が対象)を皮切りに順次始まり、フルマラソンの一般募集は28日午後8時から。