J3YSCCが23日、横浜市中区のYC&ACで始動した。昨季まで3季連続最下位に沈んでいるが、2年目の樋口靖洋監督は「ターゲットは最下位脱出。小さい目標だが、これ以上(最下位を)続けてはいけない。その上で1桁(順位)を目指したい」と力強く宣言した。
オフの間に14人が加入して選手層は厚くなっており、この日はミーティングの後、ランニングやパス練習などで約2時間汗を流した。
昨季限りでJ2東京Vを退団し、YSCCで再起を図る25歳のFW北脇健慈は「この1年はチームと一緒で、はい上がっていくんだという気持ち。一つでも順位を上げていきたい」と意気盛んだった。
昨季は左膝の重傷で7試合出場3得点と苦しんだエースのFW辻正男は「シーズンを通して、得点を取るなり、チャンスをつくるなど貢献したい」と巻き返しを誓っていた。