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全日本選抜体重別柔道 中村、貫禄の2連覇(女子52キロ級) 代表に高藤、田代ら

スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年4月4日(月) 02:00

女子52キロ級決勝 志々目愛(右)を破り優勝した中村美里=福岡国際センター(共同)
女子52キロ級決勝 志々目愛(右)を破り優勝した中村美里=福岡国際センター(共同)

 柔道のリオデジャネイロ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権最終日は3日、福岡国際センターで男女計7階級が行われ、女子48キロ級は近藤亜美(三井住友海上)が2年ぶり2度目の優勝を飾り、初の代表に選ばれた。ライバルの浅見八瑠奈(コマツ)は1回戦で敗れた。

 男子で昨年の世界選手権を制した73キロ級の大野将平と81キロ級の永瀬貴規(ともに旭化成)は優勝し初の代表入り。大野は決勝でロンドン五輪2位の中矢力(ALSOK)を下した。

 女子52キロ級は中村美里(三井住友海上)が2年連続6度目の優勝で3大会連続の五輪へ。同57キロ級はロンドン五輪女王の松本薫(ベネシード)が準決勝で敗れたが、五輪代表に選ばれた。芳田司(コマツ)が初優勝。

 男子66キロ級はロンドン五輪3位の海老沼匡(パーク24)が代表に決定。初優勝した阿部一二三(日体大)に準決勝で敗れた。同60キロ級は志々目徹(了徳寺学園職)が制したが、高藤直寿(パーク24)が初の五輪切符を手にした。

 選考会議は報道陣に公開され、2日に優勝した女子70キロ級の田知本遥(ALSOK)らも代表に決まった。17日に女子78キロ超級、29日に男子100キロ超級を選考し、男女計14代表が出そろう。


◆世界女王 緩み見せず
 昨年の世界選手権を制し、代表をほぼ手中に収めていた女子52キロ級の中村だが、世界女王に緩みなど一切なかった。

 「ここで勝って自分で代表をつかみたかった」との言葉通り勝ちに徹し続け、連覇で6度目の優勝。文句なしで3大会連続の五輪切符を射止め、「3度目のチャンスがきたので金メダルを目指して頑張りたい」とほっとしたように頬を緩めた。

 一本勝ちはなく、しかも技を一度も決められなかった。「緊張もせず動きも悪くなく臨めたが、技でポイントを取れなかったのは初めて」。本人はやや不満げだが、決勝も激しくつかみにかかり指導を二つ誘った。果敢に攻めつつも隙は見せない。熟練された技量にトップを走り続ける柔道家の貫禄が漂う。

 「(五輪の最終選考は)毎回違う気持ちだったけど、今回は落ち着いて臨めた。しっかりとした準備ができたし、いろんな経験をして精神的にも成長できたかなと思う」。ロンドン五輪で初戦敗退を喫し、その後には左膝を手術。かつて天才少女と呼ばれた26歳は壁を乗り越えながら強くなってきた。

 「前回(のロンドン五輪)は集中して入り込みすぎた。今回はいろんな方向から視野を広げていきたい」。頂点に立つ機は熟している。


柔道の五輪代表(共同)
柔道の五輪代表(共同)

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