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白井9位予選通過 リオ五輪へ体操全日本

スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年4月2日(土) 02:00

【男子個人総合予選】鉄棒の演技で力強さを見せる日体大の白井=国立代々木競技場
【男子個人総合予選】鉄棒の演技で力強さを見せる日体大の白井=国立代々木競技場

 体操のリオデジャネイロ五輪代表2次選考会を兼ねて個人総合で争う全日本選手権第1日は1日、東京・国立代々木競技場で予選が行われ、男子は加藤凌平(コナミスポーツ)が6種目合計でただ一人90点を超える90・150点で首位。昨秋の世界選手権で男子床運動を制した白井健三(日体大)、床運動で16・200点を出し、87・850点で9位に入り予選を通過した。田中佑典(コナミスポーツ)が2位で、野々村笙吾(セントラルスポーツ)が3位。

 女子は平塚学園高2年の河崎真理菜(とらい体操ク)が54・250点をマークして5位タイに入り、決勝に進出した。村上茉愛(日体大)が4種目合計57・200点のトップで、16歳の杉原愛子(朝日生命)が2位、2連覇を目指す寺本明日香(中京大)が3位で続いた。男女ともに予選の得点は3日の決勝に持ち越さず、男子で9連覇が懸かる内村航平(コナミスポーツ)は予選免除で決勝から登場する。

 代表は男女各5人。全日本決勝の得点を持ち点に争う5月のNHK杯で、男子は既に代表が決まった内村を除く最上位者を代表に選出し、女子はNHK杯上位3人が代表候補となる。

ミスも得意の床で挽回


 春の訪れとともに本格化したリオデジャネイロ五輪の選考レース。「恐怖心はない」。予選前にそう話した白井だが、初代表に向けた気負いもあったのか。最初のあん馬の演技中盤で落下し「落ちました。自分でもびっくり」とほぞをかんだ。

 だが世界選手権の金メダリストはただでは転ばない。あん馬の得点を目にしても「もともと得意じゃない。12・750点も出ているんだと切り替えた」。跳馬は出場選手中2位タイの15・300点。つり輪と鉄棒、平行棒も14点台にまとめ、疲労のある中で迎えた6種目目、床運動で大人の演技で締めくくる。

 「シライ3」の名が冠されたH難度の伸身リ・ジョンソン(後方伸身2回宙返り3回ひねり)は2月のAGF杯決勝に続いて封印。難度をワンランク下げたG難度の抱え込みのリ・ジョンソンをほぼ完璧に決めて、断トツの16・200点。昨春から予選順位を一つ上げて9位に入った。

 「五輪は一番出たい大会。個人総合はそのための勉強」。今大会と5月のNHK杯、6月の全日本種目別選手権で得意の床と跳馬をアピールしての代表入りを狙う。

 それでも予選終了後、待機場所であん馬を黙々と練習した19歳は「決勝もあん馬から始まる。チャンスをもらえたので頑張る」。3日の決勝でも一花咲かせてくれそうだ。

憧れの舞台へ一歩


◆河崎(平塚学園高)健闘5位女子
 平塚学園高2年の河崎は3年連続で予選を突破し、「緊張したけど、その中で結果を残せた」と笑顔を輝かせた。


【女子個人総合予選】躍動感あふれる演技で床運動をこなすとらい体操クの河崎
【女子個人総合予選】躍動感あふれる演技で床運動をこなすとらい体操クの河崎


 得意種目の平行棒は冬場に磨いた連続技でスコアを伸ばし、全体で3位の14・100点をマーク。跳馬でも14・200点を稼ぎ、平均台もそつなくこなした。床運動は着地を乱すなどミスもあり、まだスコアを伸ばす余地はある。

 決勝進出者に与えられる5月のNHK杯出場権も獲得し、憧れの五輪の舞台へ一歩近づいた。国内トップの上位5選手と同じ班で演技を行う決勝へ、16歳は「回りを見たら緊張してしまう。自分の演技は誰からも見られていない、期待されていないと思いながら、演技に集中したい」とマイペースを貫く。

◆体操の五輪代表選考 代表は男女とも5人。男子は内村が昨秋の世界選手権個人総合優勝で選考基準を満たして決定。全日本選手権の決勝得点を持ち点に争う5月のNHK杯で内村を除く最上位者を選ぶ。残り3人は6月の全日本種目別選手権を含む3大会の成績から、五輪の団体総合でチームに貢献できる3人を選出。ただし、1人はNHK杯5位以内、もう1人は12位以内とする。女子はNHK杯上位3人と、団体で貢献度の高い4人の計7人を代表候補とし、試技会や合宿を経て7月に最終決定する。

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