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もっと速く積極的に サッカー男子代表候補合宿

スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年3月9日(水) 02:00

 サッカー男子の日本代表候補は8日、千葉県内で合宿2日目の練習を行い、午前、午後とも守備戦術の確認に重点を置いた。ハリルホジッチ監督は複数の選手にロープを持たせ、距離を一定に保って相手にプレスをかける動きを徹底。「もっと速く。なぜ行かないんだ」と指示を出した。

 前線から積極的に球を奪いにいくスタイルで、前夜のミーティングではJリーグのクラブやバルセロナ(スペイン)の映像を見せて好例や課題を指摘した。槙野(浦和)は「引いて守ってミスを待つのではなく、こちらからチャレンジしてボールを奪い切ることが大事になる」と説明した。

 けがで離脱した米本(FC東京)に代わり、永木(鹿島)が合流。合宿は9日まで続けられ、県内クラブからは小林、車屋(以上川崎)、斎藤(横浜M)が参加している。日本はワールドカップ(W杯)アジア2次予選で24日にアフガニスタン、29日にシリアと埼玉スタジアムで対戦する。

小 林 「刺激的な場所」


 「やっぱり刺激的な場所。自分の成長につながる」。負傷辞退した昨年3月以来のメンバー入りとなった川崎の小林ははつらつと体を動かした。

 この日は右ウイングとしてプレー。現在チームで落とし込んでいる守備戦術は川崎と共通する部分が多いという。「ボールを取られたら(陣形を)コンパクトにして、すぐに奪い返すという戦術は変わらない。やりやすかった」と手応えを感じている。


ボール回しで汗を流す小林(右)=千葉県内
ボール回しで汗を流す小林(右)=千葉県内


 昨季は度重なるけがに苦しみ、年末の代表候補ミーティングではハリルホジッチ監督から「どうして私が(代表に)呼ぼうとするといつもけがをするんだ」と皮肉られていたという。

 今季はキャンプから好調を維持し、リーグ戦では開幕から2戦3発。万全のコンディションで招集に応じた。

 「チームで結果を残すことが代表入りにつながる。裏への飛び出しやハードワークをもっと強く、速く、極めていければ、代表でもやれる」

斎 藤 心地いい緊張感


 候補合宿ではあるが、慣れ親しんだ代表ジャージーを着るのはワールドカップ(W杯)ブラジル大会以来、約2年ぶり。昨季はJ1で自己最多7得点をマークし、返り咲きを果たした斎藤(横浜M)は「メンバーも全然違って、新鮮な気持ちで臨んでいる。ハリルホジッチ監督のサッカーを理解したい」と、久々の緊張感が心地いい様子だ。

 ワンタッチやツータッチでボールを回す練習は、所属する横浜Mが志向している速い攻撃と共通する点もあるという。実戦形式では不慣れな右サイドでプレーしたが、ゴール前までたびたび顔を出し、鋭いシュートも放った。


攻撃の連係を確認する斎藤=千葉県内
攻撃の連係を確認する斎藤=千葉県内


 欧州組も加わるFW陣の争いは最も激しく、猛アピールが必要な立場。「もう若くない」と語る25歳は「右左は関係なく、もっとプレーで違いを出さないと駄目。定着するため、自分のプレーを高めたい」と、口元を引き締めていた。

「自分の良さ出す」


 「初めて学ぶことも多いが、やりたいことは徐々に分かってきた」。代表候補初招集の車屋(川崎)は2日目にして手応えをつかんでいる様子だった。

 この日は左サイドバックに入り、周囲との連係を確認。ハリルホジッチ監督からはノーファウルでボールを奪うことの重要性などを説かれた。「攻撃も大事だけれど、ディフェンスの力が一番大事。これから(所属する)チームに帰っても意識してほしいと言われた」という。

 粘り強い守備だけでなく、縦への突破力も持ち味のDFだが「今は戦術を理解する段階。理解した上で自分の良さを出していきたい」と焦りはなかった。

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