
チーム創設10年目を迎えたJ3相模原は16日、相模原市南区のノジマフットボールパークで全体練習を開始し、初日は約2時間、パス回しを中心に激しく体を動かした。
昨季は9勝8分け13敗で、過去最低の11位に終わったが、オフの間に所属選手の約3分の2がクラブを離れるなど新たなチームづくりを進めている。昨季途中から就任した安永聡太郎監督(40)は「昨季はセットプレーからの失点が多かったので、高さを重視したチームにしていく。シーズンを通してどう成長していけるか」と話す。
移籍2年目のシーズンを迎えた元日本代表のGK川口は「これから新しい選手たちとうまく融合できればいい。優勝を目指して、とにかく皆さんの期待に応えたい」と意気込んだ。
相模原出身で8年目のDF工藤は「(昨季は)何も残せず悔しい1年間だった。在籍年数も長いしクラブと街への思いも人一倍強い。ピッチの中でしっかりチームを支えていきたい」と気持ちを新たにしていた。