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3月に五輪選手招きクロカン大会 コース整備の麻溝公園

スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年1月24日(日) 11:05

クロスカントリー大会のコースに使われる相模原麻溝公園競技場ジョギングコース
クロスカントリー大会のコースに使われる相模原麻溝公園競技場ジョギングコース

 クロスカントリー仕様のジョギングコースを昨年整備した相模原麻溝公園競技場(相模原市南区)で3月、初めて本格的なクロスカントリー大会が開かれる。同コースを使い、実力派アスリートが健脚を競う。大会を主催する市教育委員会は「将来的には、日本を代表するクロスカントリー大会に育てたい」と話している。

 大会は市体育協会と市陸上競技協会の共催。使われるジョギングコースは全長約1・4キロ、幅3~5メートルで盛り土したアップダウンの高低差は約4メートル。地表には6~10ミリ角のウッドチップが約5センチの厚さで敷き詰められている。市が同競技場の周囲に約1億9千万円掛けて整備した。

 市は昨年春から同コースを無料で開放。ウッドチップが敷かれたクロスカントリー仕様のコースは、脚力が鍛えられるとともに膝への負担が少なく、箱根駅伝を2連覇した青山学院大学が校内にクロスカントリーコースを造って練習していることから注目を集め、現在は多くのアスリートたちが練習で利用しているという。

 大会は一般男子が8千メートル、女子は5千メートルで競う。ゲストランナーとして北京、ロンドン両五輪のトライアスロン日本代表・井手樹里選手が参加する予定。

 参加資格は、日本陸上競技連盟の登録競技者。男子選手は5千メートルを16分以内、女子選手が5千メートルを18分30秒以内(3千メートルを11分以内)で完走できることが条件。世界クロスカントリー選手権の日本代表選考会を兼ねて実施される千葉国際クロスカントリー大会よりも厳しい条件が設定されている。

 市教委は「全国でも有数のクロスカントリーコースを、この機会に体験してほしい」と参加を呼び掛けている。応募締め切りは31日。問い合わせは、市体育協会電話042(751)5552。

 
 

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