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妻思い、丸刈りエースが奮起 サッカー天皇杯:川崎3-0京都

スポーツ | 神奈川新聞 | 2015年10月15日(木) 03:00

サポーターから花束を受け取る大久保=等々力競技場
サポーターから花束を受け取る大久保=等々力競技場

サポーターから花束を受け取る大久保=等々力競技場
サポーターから花束を受け取る大久保=等々力競技場

 サッカーの天皇杯全日本選手権第8日は14日、等々力陸上競技場などで3回戦11試合が行われ、J1川崎は大久保の得点などでJ2京都に3-0で快勝した。

 丸刈りのエースが川崎を2年ぶりの4回戦に押し上げた。前半22分。大久保が敵陣中央を駆け上がった田坂のスルーパスに反応した。

 「オフサイドにならないように」。相手DFとの一瞬の駆け引きを制して最終ラインの裏に抜け出せば「あとは流し込むだけ」だった。左足で先制のネットを揺らした。

 さらに2-0の後半ロスタイムには左サイドの中野に鋭いパスを通し、3点目の起点に。「自分たちのサッカーで圧倒する流れがある」と公式戦6連勝にうなずいた。

 高校生以来という、さっぱりしたヘアスタイルには秘めた思いがある。

 ことし夏に結婚11年目の妻莉瑛さんが子宮の病気を患った。2度の手術でも完治せず、入院して抗がん剤治療が必要になったという。

 副作用で頭髪が抜ける可能性もある。大久保は妻を気遣い、11日に3人の息子とともに頭を丸めた画像を写真共有アプリに投稿した。「治療の怖さを少しでも和らげてあげたい」。そんな思いを得点でも示した。

 この日、病院へ見舞った後に試合に臨んだ33歳は「ゴールと勝利が薬になると思います」と神妙に話した。今後家庭では妻のサポートに徹し、無論ピッチではエースとして君臨する。豪快にネットを揺らし続けることが何よりの励ましになると信じて。

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