歴史的快挙に大歓声-。ラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本代表が難敵サモアを破った3日、横浜市中区のパブリックビューイング(PV)会場に集まった大勢のサポーターが喜びを爆発させた。2019年日本大会の決勝が横浜に決まってから初の一戦。W杯で初めて2勝目を挙げ、日本ラグビー界の歴史を塗り替えた“桜の勇者”をたたえる熱気が会場を包んだ。
南アフリカから挙げた24年ぶりの勝利に続き、決勝トーナメント進出へ負けられない大一番。PV会場にはキックオフ(日本時間午後10時半)の前から、桜のジャージー姿のサポーターが続々と集まった。
試合が進み得点を重ねる度にボルテージは高まり、前半終了間際にトライを決めると、勝利への期待を大きく膨らませた。後半も鋭いタックルを決め、果敢にトライを狙うフィフティーンに大きな拍手と声援が送られ、ノーサイドの笛が響くと「やったー」「よく勝った」と歓喜の渦に包まれた。
中継前には、元日本代表で関東学院大出身の箕内拓郎さんらによるトークショーも開かれ、4年後の日本大会に向けたラグビー熱の高まりに期待を寄せた。