
神奈川大学野球秋季リーグ第4週第1日は26日、神奈川工大KAITスタジアムで神奈川大-神奈川工大、関東学院大-桐蔭横浜大の各1回戦を行い、神大がタイブレークの末に5-1で勝ち、関東大もタイブレークにもつれた接戦を8-2で制した。
神大は延長十回1死満塁から山原泰士(4年)の2点二塁打などで4得点して試合を決めた。関東大は十回に塩見泰史(4年)の2点適時打などで6点を奪った。
第4週第2日は27日、同スタジアムで桐蔭大-関東大、工大-神大の各2回戦を行う。
◆主戦の力投で初勝利
春の王者、神奈川大が秋季リーグ5試合目にして、タイブレークの末にようやく初勝利を挙げた。
エース濱口が183球を投げて9回1失点と力投した。立ち上がりはピンチが続いたものの、三回2死満塁を見逃し三振で切り抜けたところからリズムに乗って11奪三振。「(チームが開幕4連敗して)残り試合を6連勝しきゃいけない状況で、まず一つ勝てた」と胸をなで下ろした。
今後も負けられない試合が続く。左腕は「春によかった分、研究されていると思うが、あまり考え過ぎずに自分の投球をしたい」と気合を込めた。