
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日、各地で1次リーグ最終節を行う。準々決勝進出の可能性を残す神奈川勢は、A組3位の湘南がShonanBMWスタジアム平塚でFC東京と、B組4位の川崎は等々力陸上競技場で仙台と対戦する。いずれも午後7時キックオフ。
A組は湘南を含む3クラブが勝ち点8で並ぶ混戦。湘南は同11で首位のFC東京を3-0以上で破れば自力突破できる。リーグ戦はここ5試合負けなしと好調のチョウ貴裁監督は「(突破の)チャンスがあるのはチームにとっていいこと。一番いい選手の組み合わせを考えたい」と意気込んだ。
一方、B組は名古屋が1位突破を決めており、3年連続の8強入りを目指す川崎など3チームが勝ち点8で並ぶ。得失点差で下回っているため、大量得点が欲しい。風間八宏監督は「どういう状況になるか分からないけど、一番の目的は勝ち抜くこと。点を取りに行くことは変わらない」と話していた。