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憲剛がMVP「サッカー楽しめた」

スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年12月21日(水) 02:00

最優秀選手賞のトロフィーを手に笑顔を見せる川崎・中村憲剛=横浜アリーナ
最優秀選手賞のトロフィーを手に笑顔を見せる川崎・中村憲剛=横浜アリーナ

最優秀選手賞のトロフィーを手に笑顔を見せる川崎・中村憲剛=横浜アリーナ
最優秀選手賞のトロフィーを手に笑顔を見せる川崎・中村憲剛=横浜アリーナ

 Jリーグは20日、横浜市港北区の横浜アリーナで年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」を開き、最優秀選手賞に川崎の中村憲剛(36)が初めて輝いた。J1年間勝ち点2位で初優勝には届かなかったが、31試合9得点と活躍した。2013年に35歳で受賞した中村俊輔(横浜M)を抜く最年長記録となった。

 ベストイレブンには県内クラブから川崎の小林悠(29)と横浜Mの斎藤学(26)が初めて選ばれた。また年間勝ち点1位の浦和から最多の4人が入り、主将の阿部勇樹(35)は9年ぶり4度目、GK西川周作(30)は5年連続5度目の選出。チャンピオンシップを制した鹿島の昌子源(24)や浦和の柏木陽介(29)、19ゴールで得点王の神戸、レアンドロ(31)も初めて名を連ねた。

 最優秀ゴール賞は第1ステージ第13節の鹿島戦で、名古屋の田口泰士(25)が決めたミドルシュートが選ばれた。


 脳裏にあったのは中学1年のとき、初代最優秀選手賞に輝き、風船の中から現れたスター三浦の姿だ。「カズさんが派手なスーツで登場した、あのMVPに自分が選ばれたことを本当に光栄に思う」。生え抜き14年目の川崎の顔、中村は壇上でにんまり笑った。

 けがに苦しみながら、リーグ戦31試合に出場。ピッチにいながら俯(ふ)瞰(かん)できるような目を持つMFは、そのパスセンスでリーグ最多68得点の攻撃サッカーをけん引し、自身も過去2番目に多い9得点をマークした。

 「強い気持ちで臨んでも簡単に取れる賞じゃない。ことし1年の評価だし、フロンターレを代表して受け取りたい」。金色に輝くトロフィーを大事そうに受け取った。

 チャンピオンシップ準決勝で鹿島に敗れ、クラブ創設20周年の今季も悲願に届かなかった。「ことしに懸ける思いはすごく強かったので周りの期待に応えられなかった悔しさは残っている」。それでも「個人的にはかつてないほどサッカーを楽しめた」という満足感の先にあった受賞だけに、来季への弾みになる。

 体格に恵まれず、中大時代までは無名の存在。練習生を経て入団した川崎で成長し、トッププレーヤーに上り詰めた努力家は「自分とコツコツと向き合い、プレースタイルを見いだしてきた結果」と実感を込める。

 36歳が見据えるのはもう一つしかない。「ことし達成できなかったタイトルを取って、また全員でここに戻ってきたい」

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