明治安田J3第3節は29日、相模原ギオンスタジアムなどで6試合を行い、相模原は鳥取に0-2で敗れ、今季初黒星を喫した。YSCCも福島に0-1で負けた。
今節試合のなかった勝ち点6の山口が得失点差で首位。鳥取と相模原が2位に並んだ。
鳥取の策にはまる
開幕3連勝を狙った相模原は鳥取に行く手を阻まれた。
中盤でセカンドボールを拾われ、手数をかけず前線へとボールを送る鳥取に後手を取り、「完全に相手の策にはまった」とMF曽我部。立ち上がりの前半15分に先制を許すと、同41分にはセットプレーから2失点目を喫した。DF大森は「難しい試合にしてしまった」とうなだれた。
ただ、今季初先発した新外国人のMFレオジーニョはスピードを武器に何度も突破。新たな攻撃の一手となりそう。曽我部は「負けたときにどう立て直せるか。次の試合にしっかり勝てば光は見えてくる。ここで食い止めないといけない」と気持ちを入れ替えていた。 (ギオンス)