
座間市在住で、昨年末に世界ボクシング機構(WBO)の世界スーパーフライ級タイトルを獲得し、2階級制覇を達成した井上尚弥選手(21)=大橋ジム=が22日、同市役所を訪問した。弟の拓真選手(19)とともに市民の応援に感謝した。
井上選手は昨年12月30日、都内で開かれたタイトル戦で、オマール・ナルバエスを2回KOで破り、史上最速となるプロ8戦目での2階級制覇を達成した。
この日は市民や市職員が出迎え、花束をプレゼント。「市民の応援のおかげもあって勝つことができた」とあいさつした井上選手は、さらに「世界チャンピオンとして防衛を重ね、市民の期待に応えたい」などと意気込みを語った。拓真選手も「今年は東洋太平洋のタイトル戦をとって、できたら世界タイトルに挑戦したい」と意気込みをみせた。
【神奈川新聞】