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レスリング全日本選手権 夢の五輪 つかむため 浜田 千穂女子53キロ級(日体大)絶対女王 打倒に闘志

スポーツ | 神奈川新聞 | 2014年12月21日(日) 03:00

世界選手権女子55キロ級決勝。ロシア選手を攻める浜田=9月10日、タシケント
世界選手権女子55キロ級決勝。ロシア選手を攻める浜田=9月10日、タシケント

絶対女王の牙城を崩す。21日に東京・代々木競技場第二体育館で開幕するレスリングの全日本選手権女子53キロ級に、川崎市高津区出身の浜田千穂(日体大4年)が初の頂点を目指して挑む。2016年リオデジャネイロ五輪の第1次予選を兼ねた大一番。同階級には五輪3連覇、世界選手権12連覇の吉田沙保里(ALSOK)が君臨するが、9月に55キロ級で初の世界女王に輝き、五輪出場を夢見る22歳は「勝つ気でがむしゃらにいく」と意気込んで臨む。

驚異の勝負強さだ。自身2度目のシニア国際大会となった9月の世界選手権。決勝は0-3と劣勢だったが、第2ピリオド中盤に1ポイント差に詰め寄り、残り35秒でタックルを返して逆転。全4戦を逆転でものにし、うれし涙に暮れた。

小学校1年で競技を始め、中学、高校時代はアジアや世界大会で優勝。大学入学後も、昨年インカレ3連覇を果たすなど、順風満帆だった。昨年12月の全日本選手権では、決勝で吉田に1-4で敗れたもののフルタイムを戦い抜き「(女王に)近づいている」という確信を得た。

だが、世界選手権の前哨戦と位置付けた4月のアジア選手権2回戦で、中国選手に5-11と完敗。初めてのシニア国際大会で、想像以上に世界の壁は高く、厚いことを思い知った。自信は砕け散り「このままでは五輪に手が届かない。もうレスリングはやめよう」とさえ思ったという。

奮起したのは、大学レスリング部の松本慎吾監督(36)の一言だった。

「これで終わりじゃない。自分も(浜田が)オリンピックに行けると信じている」

女子部員は自身を含めて2人だけ。日頃は言葉を交わすことの少ない監督の真心に触れ、再起を誓った。課題の組み手に重点的に取り組み、再起を懸けた6月の全日本選抜で優勝。国際大会の世界学生選手権、ゴールデングランプリも立て続けに制し、自信を取り戻した。

五輪実施階級の見直しに伴い、53キロ級へ転向。学生生活最後の大舞台で見据えるのはもちろん、吉田との世界女王対決だ。過去の対戦は5戦5敗だが、臆するところはまったくない。

「最初に(吉田に)勝たないと面白くない。自分が倒してオリンピックに出たい」。試合は23日。160センチにありったけの闘志を込め、新女王に名乗りを上げる。

◆レスリングリオ五輪出場権 来年9月の世界選手権(米ラスベガス)の上位入賞者などが獲得する。同選手権に出場する日本代表は、全日本選手権と、来年6月に行われる全日本選抜選手権の成績をもとに決められる。

【神奈川新聞】


初優勝のかかる全日本選手権に向け、意気込みを語る浜田=横浜市青葉区の日本体育大学
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