ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は22日、ドイツのクリンゲンタールで行われた団体第1戦(HS140メートル、K点125メートル)で開幕し、ソチ冬季五輪で銅メダルを獲得した清水礼留飛、伊東大貴(ともに雪印メグミルク)葛西紀明(土屋ホーム)竹内択(北野建設)で臨んだ日本が1068・9点で2位となった。
五輪王者のドイツが1098・0点で優勝し、3位にはノルウェーが入った。
日本勢は1回目に4人全員が130メートルを越える飛躍をそろえて僅差の首位に立ったが、地力のあるドイツに2回目で逆転を許した。
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○伊東大貴の話
きょうは条件も安定していたし、平等だった。その中で表彰台に立てたのは良かった。練習不足の中ではいい仕上がりだと思う。
○葛西紀明の話
練習でほかのチームが調子良くて、表彰台は厳しいかなと思っていた。チームとしていい力を出せた。ソチの時よりも自分たちのレベルが一つ上がった感じがする。
【共同通信】