12日に総合開会式を行い、本格的に開幕する第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」に出場する神奈川選手団の結団式が4日、横浜市西公会堂で行われた。
会期前競技として行われた水泳、カヌー(スラローム・ワイルドウオーター)を除く35正式競技、2公開競技に監督59人、選手431人(兼任監督を含む)が派遣される。神奈川は会期前競技を終えた時点で、男女総合得点(天皇杯)、女子総合得点(皇后杯)とも4位につけている。
式では、県体育協会会長の鴻義久団長から旗手を務めるカヌー少年男子の籔碧透(高等工科学校)に団旗が手渡された。鴻団長は「日本一の激戦区関東ブロックを勝ち抜いた精鋭。最高のパフォーマンスをみせ、スポーツ県神奈川の心意気をアピールしてほしい」とあいさつした。
サッカー成年女子の南条真沙代(ノジマステラ神奈川相模原)が「冬、夏の成績を引き継ぎ、天皇杯上位入賞を目指し、諦めることなく最後まで全力を尽くすことを誓う」と宣誓し、黒岩祐治知事は「神奈川の代表としての誇りをもち、素晴らしい成績をあげてほしい」などと激励した。
【神奈川新聞】