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全国高校総体:フェンシング男子団体 法政二 4強で涙

スポーツ | 神奈川新聞 | 2014年8月6日(水) 03:00

【全国高校総体 フェンシング男子 学校対抗準決勝】果敢に攻め込む法政二のエース竹田(右)
【全国高校総体 フェンシング男子 学校対抗準決勝】果敢に攻め込む法政二のエース竹田(右)

全国高校総体(インターハイ)第5日は5日、横須賀市総合体育会館などで16競技が行われ、神奈川勢は、フェンシング男子団体は前回準優勝の法政二が準決勝で大垣南(岐阜)に1-5で敗退。ソフトボール女子の厚木商も準決勝で木更津総合(千葉)に0-2で惜敗した。

◇一瞬の差 攻め切れず

法政二は好敵手との再戦を前に夢を砕かれた。フェンシング男子団体準決勝で大垣南(岐阜)に1-5の完敗。エース竹田は「悔しさしかない」と涙を拭った。

出ばなをくじかれた。堀田が第1試合を3-5で落とすと、続く竹田も3-5で落とす。真っ向勝負の突き合いから一瞬の差でポイントを奪われると、北島も「攻め切れなかった」とストレート負け。5勝先取のゲームで3連敗は重かった。

1年前の夏、決勝で敗れた東亜学園(東京)との再戦、そしてライバルを破っての地元優勝だけを見据えてきた。だからこそ「決勝で東亜と戦いたかった」と堀田。昨夏のエース、中村豪(法大)も会場で後輩の勇姿を見守っていた。雪辱を果たすその瞬間を先輩らに届けたかった。

堀田と竹田はともにジュニア日本代表。堀田は法政二中から6年間、戦ってきた。「辞めたい時もあったけど続けて良かった」。1年から主力の竹田は「東京五輪なんてこの結果では遠い。もっと練習しないと」。屋台骨の2人にこそ頂に立ってほしかった。

【神奈川新聞】

 
 

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