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笹尾(横浜隼人)初優勝卓球女子個人 強い使命感 胸に雪辱

スポーツ | 神奈川新聞 | 2014年7月30日(水) 03:00

【卓球女子個人決勝】松井桃との同門対決を制し、初優勝を飾った笹尾(横浜隼人)=秋葉台文化体育館
【卓球女子個人決勝】松井桃との同門対決を制し、初優勝を飾った笹尾(横浜隼人)=秋葉台文化体育館

◇第48回県中学校総合体育大会(県中学校体育連盟など主催、神奈川新聞社など後援)第3日は29日、卓球、体操、バスケットボールなど12競技で熱戦を繰り広げた。

卓球の個人女子は笹尾明日香(横浜隼人3年)が松井桃華(同)を3-0で下し、同男子は遠藤碧人(井田2年)が中橋敬人(麻溝台2年)を3-1で破り、それぞれ初優勝を飾った。

名門のキャプテンとして、負けるわけにはいかなかった。卓球の女子個人決勝は、横浜隼人の主将笹尾が松井桃との同門対決を制して初優勝。強い使命感を胸に、準Vに終わった昨年の雪辱を果たした。

バックハンドで揺さぶり、フォアから強烈なスピンの掛かったドライブを繰り出した。勝負どころでは複数のサーブを使い分け、ポイントを次々と奪った。決勝の第3ゲームでも先制ポイントを許しはしたが、5連続ポイントで一気に逆転すると、そのまま相手を寄せ付けなかった。「足がよく動いていたし、しっかり攻めて勝つことができた」と胸を張った。

主将に就任した今季。「自分が勝たないとチームが勝てない」という責任感もあり、プレーの安定感向上を目指して、実戦形式の練習に多くの時間を割いてきた。「キャプテンとしての自覚が出てきた」と顧問の渡邉時恵教諭は目を細める。

実業団でプレーした母の良枝さんが「生まれたときからラケットを握っていた」と言うほどの生粋の卓球娘。

昨年の全中ではベスト16。再び全国の舞台を懸け、8月の関東大会に臨む笹尾は「気持ちでは負けない。一つ一つ勝ち上がっていきたい」。14歳は着実に歩みを進める。

【神奈川新聞】

 
 

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