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県高校総体:ハンド女子 横浜創英2年ぶりV

スポーツ | 神奈川新聞 | 2014年6月22日(日) 03:00

【県高校総体 ハンドボール女子決勝リーグ 横浜創英-高津】得点を決め、ハイタッチで喜ぶ横浜創英の選手たち=とどろきアリーナ
【県高校総体 ハンドボール女子決勝リーグ 横浜創英-高津】得点を決め、ハイタッチで喜ぶ横浜創英の選手たち=とどろきアリーナ

第52回県高校総合体育大会兼全国高校総合体育大会(インターハイ)県予選会(県高校体育連盟など主催、神奈川新聞社など後援)は21日、ハンドボール、バレーボールなどで熱戦を展開した。

地元開催のインターハイ出場権(男女各上位2校)を懸けたハンドボールは男女決勝リーグを行い、女子は横浜創英が2連勝し、22日の最終戦を残して2年ぶり8度目の優勝を決めた。男子は横浜創学館と法政二が2連勝して上位2位以内を確定し、それぞれインターハイ出場を決めた。

バレーボールは男子が橘、女子は大和南がそれぞれ制した。

◆チーム一丸 勝利つかむ

逆境にあっても、今季の県新人戦、関東選抜県予選、関東県予選を制している女王は強かった。上位4校で争うハンドボール女子決勝リーグで、横浜創英が最終戦を残して2年ぶりのV。小池礼一監督(52)は「誰が出ても同じプレーをしようと1年間言い続けてきた。心の準備はできていた」と選手たちを褒めた。

14日の決勝リーグ進出決定戦で、副主将の高野が左膝前十字靱帯(じんたい)を損傷。そればかりか、2年生エースのクレアも、その翌日の練習で右足首を捻挫した。ただ、苦しい状況にもチームは一丸で戦うという原点を見失わなかった。

全員が攻守で足を最後まで止めない。体を張って守れば、高津のお株を奪う速攻で次々と得点。後半は満を持して投入した大黒柱のクレアが要所で持ち味のロングシュートを決めた。

「点差が縮まって焦っていたけど、シュートが枠へ入ってくれて良かった」とエースは一安心。見守った副主将も「全員で取った優勝」と仲間の奮闘を喜んだ。

春の全国選抜大会は延長戦の末、初戦敗退。指揮官は「上級生が全国で勝ちたいと宣言して始まった1年。まだ時間はある。立て直していきたい」。地元で集大成のインターハイへ挑む。

【神奈川新聞】

 
 

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