他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. スポーツ
  3. 県高校総体 競泳・400メートルメドレーリレーは湘南工大付が男女V3

県高校総体 競泳・400メートルメドレーリレーは湘南工大付が男女V3

スポーツ | 神奈川新聞 | 2014年6月14日(土) 03:00

【県高校総体 競泳男子400メートルメドレーリレー決勝】9連覇も苦い表情の湘南工大付の選手たち。左下がアンカー鈴木、中央は戸野本、右が村上=横浜国際プール
【県高校総体 競泳男子400メートルメドレーリレー決勝】9連覇も苦い表情の湘南工大付の選手たち。左下がアンカー鈴木、中央は戸野本、右が村上=横浜国際プール

第52回県高校総合体育大会兼全国高校総合体育大会(インターハイ)県予選会(県高校体育連盟など主催、神奈川新聞社など後援)は13日、競泳が横浜国際プールで開幕した。初日は男女決勝4種目などが行われ、400メートルメドレーリレーで湘南工大付が3年連続の男女アベック優勝を飾った。

◆盤石レースも危機感 湘南工大付

チームの選手層の厚さを示す男子400メートルメドレーリレーで、湘南工大付がV9を達成。またも全国的な名門の牙城は揺るがなかった。

盤石だった。「先輩の築いた連覇を引き継ごう」。そんな気持ちで第1泳者の村上が小差の2位発進。受け継いだ前回大会の100メートル平泳ぎ王者の戸野本は「順位は気にせず泳いだ」と難なくトップに立つと、続く片山、鈴木が着実にリードを広げていった。

それでも、不満顔を浮かべるところが強者らしい。4人とも自己ベストから0秒5程度遅れ、ゴール後はいずれも首をかしげたまま。3年生の片山は「個々の内容は残念。情けない。この調子じゃまずい」と危機感すら漂わせた。

2年生4人で臨んだ昨年のインターハイは4位。そのメンバーのうち2人が入れ替わり、チームは成熟の途中にある。昨年のインターハイ入賞に背泳ぎで貢献した鈴木はこの日、アンカーの自由形で決勝選手中最速の52秒24をマーク。「400メートルリレーでも金を狙うため、冬はフリーをメーンに泳ぎ込んできた」。編成の幅を持たせ、選手間の競争を促す意味でも収穫はあった。真価を示す舞台まで時間は十分に残されている。

【神奈川新聞】

 
 

スポーツに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング