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横浜Mが5戦無得点、ついにクラブワーストへ/横浜M0-1浦和

スポーツ | 神奈川新聞 | 2014年4月30日(水) 03:00

5戦連続無得点で浦和に敗れ、うなだれる中村(右端)ら横浜Mイレブン=埼玉スタジアム(共同)
5戦連続無得点で浦和に敗れ、うなだれる中村(右端)ら横浜Mイレブン=埼玉スタジアム(共同)

J1第10節は29日、埼玉スタジアムなどで9試合を行い、横浜Mは浦和に0-1で敗れた。

◆不名誉…「ふがいない」

熱狂的なレッズサポーターの大歓声が、敗者の背中に突き刺さる。横浜Mがアウェーの浦和戦で2006年以来の敗北。リーグ戦7試合勝利から見放され、5試合連続無得点はクラブワーストだ。「深刻だと思うし、ふがいない」とFW伊藤。Jリーグ22年目の名門に、不名誉な記録が刻まれた。

運動量が落ちている状況を打破するため、樋口監督は「アグレッシブにやってもらいたかった」と前節から先発を5人も入れ替えた。リスクとも隣り合わせの起用だが、三門、小椋の両ボランチが期待通りに躍動感をもたらし、停滞気味のピッチに球際の激しさが戻りつつあった。

しかし、後半11分に暗転する。左CKをFW李忠成に頭で合わせられ、前節に続いて先制点を献上。「最近のいつものゲームになってしまった」と伊藤。MF斎藤を直後に投入も実らず、守備を固めた相手に、得点機を一度もつくれなかった。

「選手、監督、クラブがそれぞれ危機感を持つことが大事」。主将のMF中村は、昨季タレントがそろいながら降格した磐田のケースを挙げ、今の状況を懸念する。

入れ替えというカンフル剤も特効薬にはならなかった。クラブは外国人選手を含めた補強を視野に入れているが、嘉悦社長は「このチームは地力がある。一回の成功体験で十分に挽回できる」と現有戦力に期待を込めた。

【神奈川新聞】

 
 

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