今季から始まるJ3に参戦するYSCCのメンバーが14日、横浜市中区の神奈川新聞社を訪れ、3月9日に開幕するシーズンでの健闘を誓った。
同クラブは1986年に創設され、横浜市中区を中心に地域に根差した活動を続けてきた。新たに指揮を執る有馬賢二監督(41)は中学生世代の1期生として活躍した。吉野次郎理事長は「プロリーグ参戦の初代監督にOBを迎えられ、願ったりかなったりの思い」と期待が膨らむ。
FC東京で11年間、指導者経験を積んだ有馬監督は「地元で戦えるのはうれしい。スタジアムに足を運びたくなるような試合をしたい」と意気込みを語った。
DF服部大樹、MF小澤光ら4人がプロ契約を結んだ。服部が「サッカーに専念できるようになった。やるからには優勝を目指したい」と言えば、小澤も「勝つことがサポートしてくれた人たちへの恩返しになる」と必勝を期した。
開幕戦は秋田とニッパツ三ツ沢球技場で対戦。ホームゲームは同球技場などで13試合を行う。
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