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桐蔭、慶応が決勝へ 全国高校ラグビー県予選・準決勝

スポーツ | 神奈川新聞 | 2018年11月11日(日) 11:50

 ラグビーの第98回全国高校大会県予選は10日、秋葉台公園球技場で準決勝を行い、4年連続17度目の優勝を狙う桐蔭学園は38-8で関東六浦を下し、4年ぶり35度目の優勝を目指す慶応は33-24で東海大相模に競り勝ち、それぞれ決勝進出を果たした。

 一昨年と同じ顔合わせとなった決勝は、18日午後1時からニッパツ三ツ沢球技場で行われる。優勝校は12月27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する全国大会の出場権を獲得する。

桐蔭、「受け身」修正し快勝


 9年連続の決勝進出も、全国制覇を見据える桐蔭学園フィフティーンに笑顔はない。「プレッシャーを受けて自分たちのやりたいことができなかった」とゲームキャプテンのロック今野は言う。


【桐蔭学園-関東六浦】前半15分、桐蔭学園のWTB佐々木がピッチ中央から独走トライを決める=秋葉台公園球技場
【桐蔭学園-関東六浦】前半15分、桐蔭学園のWTB佐々木がピッチ中央から独走トライを決める=秋葉台公園球技場

 前半は2トライ。初の決勝進出に燃える関東六浦の執念深いディフェンスに受け身となった。ボールを左右に振ってもテンポが出ず、接点でターンオーバーを許す場面も。前後半合わせて12反則と自らリズムを悪くしていた。

 それでも修正できるのが桐蔭。ハーフタイムに「ためらわず攻めろ」と藤原秀之監督(50)がげきを飛ばす。「近場で攻めていくことにした」(SO津田)とFW中心の攻撃にプランを変更。後半13分には「この1年間磨いた」というタックルされながらパスする「オフロードパス」を受けたナンバー8の1年佐藤が中央にトライを決めた。

 ただ指揮官は「パスした後のサポートがない」と厳しい様子だ。伝統の「継続ラグビー」の真価が発揮される時が待たれる。


慶応、FWがけん引し雪辱


 慶応が、今春の関東大会県予選で1トライしか奪えずに惨敗した宿敵・東海大相模に雪辱。聖地花園へあと1勝とした。

 準々決勝と同様にFWがけん引して5トライ中4トライ。強さを証明したのが今季の慶応の代名詞と言えるモールだ。

 前半15分、20分、後半9分。全て敵陣左の深い位置で得たラインアウトでつくった好機から組んだ。この3トライを挙げたフランカー宮田は「密度を高くしたことで相手に差し込まれなかった」と得点パターンを語る。


【慶応-東海大相模】後半18分、ゴール前中央のラックを制してトライを決めて祝福される慶応のプロップ鈴木悠(中央)
【慶応-東海大相模】後半18分、ゴール前中央のラックを制してトライを決めて祝福される慶応のプロップ鈴木悠(中央)

 一見テンポが出ていない攻撃でも「シンプルに体をぶつけて勝てる」と主将のプロップ松岡勇。それは真正面から相手の攻撃を食い止める伝統の低いタックルにも通じる。

 全ては2年前の決勝で3点差で敗れた桐蔭学園に勝つためだ。「あの敗戦を見ていた3年生の最後の秋」と稲葉潤監督(42)は口にする。「地味に見えても堅実に戦い続ける姿勢を貫き続けて、打倒桐蔭を果たしたい」(松岡勇)。4年ぶりの王座奪還へ頂上決戦を制すつもりだ。


終盤意地の追い上げ


 初の決勝進出を逃した関東六浦だが、3年前の準決勝は3-40で敗れており、「きょうは戦えたと言える」と高校日本代表候補のWTB松下。前半は2トライに封じ、試合終盤にはFW・BK一体の攻撃でトライ。主将藤野も「財産になる試合」と涙はなかった。

 また、東海大相模は後半23分から5分間で3トライと2ゴールを決めて9点差まで猛追。主将末舛は「最初から理想のボール展開ができていたら良かったけれど…」と唇をかんだ。

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