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再起へ コロナ禍のスポーツ界
逆境をプラスに 横浜隼人高女子卓球部 小畑美月

スポーツ | 神奈川新聞 | 2020年6月21日(日) 15:00

 3年連続の全国高校総体(インターハイ)は幻となった。横浜隼人高女子卓球部の小畑美月(3年)。新型コロナウイルスは、手が届くところにあった女王の座も、当たり前の日常も奪い去った。それでも、未知の敵には屈しない。「いろんなことに挑戦できたから、自分にとってはプラスになった」。逆境をはね返す強さは、未来を築く礎になる。


逆境をばねに、成長を誓う小畑=横浜隼人高
逆境をばねに、成長を誓う小畑=横浜隼人高

 河原の道を走っていた。卓球部員のはずなのに、できるのは長距離走。自宅のテーブルで球を突いてみたが、「やっぱり楽しくなくて…」。単調で苦しい10キロの道のり。折れそうな心を支えたのは希望だった。

 ダブルスでは1年夏にインターハイ準優勝、2年夏もベスト8に進んでいた。「集大成なので団体戦はベスト4以上。ダブルスは優勝できたらと思っていた」。今を乗り越えればきっと─。描いた青写真ははかなく消えた。

 
 

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