1. ホーム
  2. スポーツ
  3. Jリーグ・ルヴァン杯 神奈川県勢で決勝、頂きへ闘志

Jリーグ・ルヴァン杯 神奈川県勢で決勝、頂きへ闘志

スポーツ | 神奈川新聞 | 2018年10月27日(土) 02:00

決勝を前に健闘を誓い合う湘南GK秋元(左)と横浜M・MF扇原=埼玉スタジアム
決勝を前に健闘を誓い合う湘南GK秋元(左)と横浜M・MF扇原=埼玉スタジアム

 JリーグのYBCルヴァン・カップは27日、埼玉スタジアムで決勝が行われる。午後1時5分キックオフ。初優勝を目指す湘南と17大会ぶり2度目の栄冠を狙う横浜Mによる「神奈川ダービーマッチ」が決勝の舞台で初めて実現。26日は両チームが試合会場で冒頭以外を非公開として公式練習した。

 湘南は2000年に現在のチーム名に改称後、初の国内三大タイトル獲得が懸かる。チョウ貴裁監督は「伝統があり、日本を引っ張ってきたマリノスというチームと戦えるのは選手冥利(みょうり)に尽きる。スペクタクルでゴール前のシーンが多い試合をしたい」と意気込んだ。

 横浜Mは2013年シーズンの天皇杯全日本選手権以来となる日本一に挑む。ポステコグルー監督は「ベルマーレは非常にリスペクトしているチーム。エンターテインメントのある試合になることを期待している」と大一番を見据えた。


新スタイルを貫く


湘南戦に向け、最終調整する扇原(右端)ら横浜Mイレブン=埼玉スタジアム(共同)
湘南戦に向け、最終調整する扇原(右端)ら横浜Mイレブン=埼玉スタジアム(共同)

 2001年以来の栄冠へ、新生マリノスの真価を発揮する時がきた。ゲームキャプテンの扇原は「監督が代わって攻撃的なサッカーをここまでやってきたからこその決勝。90分続けたい」と決意した。

 前日練習の冒頭ではランニングやボール回しで調整。ポステコグルー監督をはじめ、イレブンはリラックスした表情で汗を流した。

 左肘骨折で離脱していた伊藤も戦列復帰しそうだ。得点ランクトップの8ゴールをマークしているストライカーは「内容どうこうより、勝てればいい。チームに忠誠を誓ってプレーできれば」と話した。

 思い返せば、ことし元日に天皇杯決勝で涙をのんだのは埼玉スタジアム。扇原は「決勝の難しさも知っているし、勝つか負けるかの違いも十分わかっている」。同じ轍(てつ)を踏むつもりはない。

 生まれ変わった攻撃スタイルを貫き、13年の天皇杯以来となる祝杯を挙げることができるか。天野は「ここでタイトルを取って、マリノスの新しい歴史をつくる」と闘志をみなぎらせた。


初Vへ「やるだけ」


決勝戦を前に汗を流す杉岡(右)ら湘南の選手=埼玉スタジアム
決勝戦を前に汗を流す杉岡(右)ら湘南の選手=埼玉スタジアム

 マリノスとの大一番を前に、いやが上にも緊張は高まる。試合会場で最終調整を終えた湘南の主将高山は「モチベーションも上がったし、あとは自分たちがしっかりやるだけ」と自信をにじませた。

 隣接するサブグラウンドでウオーミングアップを済ませ、公開された冒頭部分ではシュート練習やハーフコートでの紅白戦を行った。14日の準決勝第2戦で負傷した菊地も合流し、軽快に調整。先発は微妙な状況だが、「痛みもなくやれている。ピッチに立って何としても優勝させたいという思いは強い」と決意を見せた。

 今季のマリノスは、高い位置取りで相手を押し込むポゼッションサッカーを志向。お家芸のハイプレスで相手のパスワークを封じられるかが肝になるが、「(攻守の)切り替えだったり、ファウルのあとのリスタートだったり、ほんのちょっとの違いが大きな差になる。気をつけたい」と石川は言う。

 ベルマーレ平塚時代も含めてルヴァン杯の決勝を戦うのは初めて。梅崎は「僕らのサッカーを日本に知らしめるチャンス」と眼光を鋭くした。


プレスから速攻が鍵 湘南
高い攻撃力で優位に 横浜M


決勝を前に健闘を誓い合う湘南GK秋元(左)と横浜M・MF扇原=埼玉スタジアム
決勝を前に健闘を誓い合う湘南GK秋元(左)と横浜M・MF扇原=埼玉スタジアム

 昨季までの堅守を重視したサッカーから大転換を遂げた横浜Mは、今季リーグ最多得点を誇る攻撃力で優位に立つ。ボールをつないで主導権を握るスタイルに対し、湘南は持ち前の激しいプレスからの速攻で対抗したい。早い時間帯にスコアが動けば、点を取り合う展開もありうる。

 横浜Mは天野や扇原を軸にパスを回し、好調の仲川、ビエイラがゴールを狙う。連係が向上して中央、サイドとも敵陣を崩す威力は増しており、左サイドバックの山中のシュート力も大きな武器となる。相手のプレスに臆せず前にボールを運べるかが肝要だ。今大会8得点の伊藤も左肘骨折から復帰しそうで、切り札となりそうだ。

 チーム走行距離がリーグトップの湘南は走力を生かして前線から激しく圧力をかけ、ボールを奪ったら素早く縦に仕掛けたい。横浜Mの守備ラインは高く、梅崎や山崎が裏のスペースを有効に突けるか。左サイドの杉岡や守備的MF金子ら若手が攻守で存在感を高めれば、勢いも増すはずだ。

 過去のJ1、ルヴァン杯での対戦成績は横浜Mが20勝3分け7敗と大きくリードするが、タイトルを懸けた大一番では参考にならないか。球際の勝負で上回った方が頂点に近づく。


ルヴァン杯予想スタメン
ルヴァン杯予想スタメン

神奈川ダービーに関するその他のニュース

スポーツに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング