大雄山最乗寺(南足柄市大雄町)の参道「天狗の小径(こみち)」をコースの一部に組み込んだマラソン大会が11月6日、開かれる。開催を1週間後に控えた30日、主催する実行委員会のメンバーが天狗の姿で試走し、大会をPRした。
市内初のご当地マラソン大会「天狗のこみちマラソン」は同寺を起・終点に、10キロと5キロの2種目で実施。標高差220メートルとアップダウンに富み、途中に階段もある特徴的なコース設定となっている。募集は既に締め切られ、10キロに491人、5キロに153人が参加する予定だ。
藤崎彩子実行委員長(45)は「緑が多く、アップダウンの激しい南足柄市は走るのに楽しい場所。ぜひ、応援に来てほしい」と呼び掛けている。
10キロは午前9時半、5キロは同9時35分にスタート。ゲストランナーに、2大会連続で五輪に出場した土佐礼子さんが参加する。