進路影響、早期引退も
新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった今夏の全国高校総体(インターハイ)。日頃の鍛錬を重ね全国を目指す選手たちにとって、集大成を披露する大きな目標を失った。臨時休校措置で高校部活動は停止状態が続く中、選手、指導者らの喪失感は計り知れない。
第1回の1963年大会から続く夏の風物詩が中止に追い込まれた。
沖縄、鹿児島など九州4県を中心に行われた昨年のインターハイ。陸上女子で相洋は400メートル、1600メートルのリレー2種目を制し、学校別対抗も制覇。しかし、今大会中止により、代替わりしながら14年間継続したリレー種目の入賞が途切れた。