第52回県中学総合体育大会(県中学校体育連盟など主催、神奈川新聞社など後援)が27日に開幕し、横浜商高で総合開会式が行われた。横浜ブロックを中心とした各会場で、予選を勝ち上がった約1万6千人が16競技で熱戦を繰り広げる。
開会式には約千人が参加。開催地を代表し、永田3年の鎌田紫帆さんが歓迎の言葉を述べ、万騎が原バレーボール部の沼田蒼生(3年)、同陸上競技部の鈴木健太(同)の両部長が選手宣誓した。
8月2日まで14競技を行うほか、水泳は同13、14日に横浜国際プールで、陸上は10月6、8日に三ツ沢陸上競技場で、駅伝は11月10日に横浜八景島・海の公園周回コースでそれぞれ行われる。
選手宣誓は万騎が原の沼田、鈴木
「勝利という名の大輪の花を咲かせるために、これまで積み重ねてきたものを全て出し切りたい」。万騎が原の沼田と鈴木が、選手宣誓で声を響かせた。
バレーボールで出場する沼田は「相手が疲れてきたときに勝負を決める一発をたたき込んでチームを救いたい」と語る。「スローガン“夢進”を胸に、一戦でも多く戦い続けるため、ベスト16以上を狙っていきたい」と、仲間と挑む最後の夏を前に力強かった。
また、陸上の走り高跳びで9月の横浜市総体に出場し、10月の県中学総体を目指す鈴木は「90人の部員をまとめる責任を感じながら、最後の夏を過ごしたい」と意気込んだ。