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全日本団体2連覇
神奈川スポーツ賞(1)日体大体操競技部女子<体操>

スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年10月24日(月) 15:45

全日本体操団体選手権の女子で優勝を決め、喜ぶ日体大の選手。左端は引退した鶴見虹子=昨年11月、国立代々木競技場
全日本体操団体選手権の女子で優勝を決め、喜ぶ日体大の選手。左端は引退した鶴見虹子=昨年11月、国立代々木競技場

 昨年11月、体操の全日本団体選手権。前年女王の日体大には負けられない理由があった。全日本個人総合選手権で6連覇し、北京、ロンドンの2大会連続で五輪に出場した鶴見が、この大会限りでの現役引退を表明していた。

 チームは団結し、予選から波に乗った。

 鶴見と同級生の永井が跳馬で15・050点のハイスコアをたたき出してリードを生み、床運動でも永井、佐藤、古賀が14点台をそろえて種目別のトップへ。かつてのエースも仲間の奮闘に演技で応えた。

 右アキレスけん断裂からの復帰戦で、鶴見は段違い平行棒のみに出場。高難度の離れ技も華麗にこなし、この種目で唯一の15点台となる15・200点をマークした。世界選手権で同種目の種目別銀メダルを獲得したのは2009年。色あせない輝きは、チームを予選のトップ通過に導いた。

 日本代表のエース寺本らを擁した中京大に2・150点差の2位と肉薄されていたが、決勝は総合力で他を寄せ付けなかった。

 今夏のリオデジャネイロ五輪で日本の4位入賞に貢献した村上が跳馬で14・850点の好スコアを出したのを皮切りに、寺尾や関口もミスのない演技でまとめた。平均台を除く3種目で種目別トップ。2年連続22度目の頂点に輝き、鶴見は「やりきった。悔いはない」と達成感をにじませた。

 鶴見がこだわったのは「美しい演技をファンや後輩に見せたい」という思い。受け継いだ後輩は今夏の全日本学生選手権で全4種目を制する完全優勝で団体の頂点に立った。強者の系譜は確かに継がれた。

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