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【県アマゴルフ・小学生の部】男子・小林が初の栄冠、女子・伊藤初V

スポーツ | 神奈川新聞 | 2018年6月25日(月) 02:00

写真左から【小学生の部女子】71ストロークで初優勝した伊藤(横浜)、【小学生の部男子】70ストロークで初の栄冠を手にして笑顔を見せる小林(平塚)=相模湖カントリークラブ
写真左から【小学生の部女子】71ストロークで初優勝した伊藤(横浜)、【小学生の部男子】70ストロークで初の栄冠を手にして笑顔を見せる小林(平塚)=相模湖カントリークラブ

写真左から【小学生の部女子】71ストロークで初優勝した伊藤(横浜)、【小学生の部男子】70ストロークで初の栄冠を手にして笑顔を見せる小林(平塚)=相模湖カントリークラブ
写真左から【小学生の部女子】71ストロークで初優勝した伊藤(横浜)、【小学生の部男子】70ストロークで初の栄冠を手にして笑顔を見せる小林(平塚)=相模湖カントリークラブ

 ゴルフの県アマチュア選手権2018・小学生の部兼関東小学生大会予選は24日、相模原市緑区の相模湖カントリークラブ(5569ヤード、パー72)で行われ、男女計33人が参加して18ホールストロークプレーで競った。男子は4バーディー、2ボギーで2アンダーの70にまとめた小林龍竺(平塚)が初優勝。女子は71で回った伊藤美輝(横浜)が初めて制した。

 男女とも上位9人ずつが、7月30日に千葉・京葉カントリー倶楽部で行われる関東小学生大会決勝の出場権を獲得した。

冷静にパター修正


【小学生の部男子】70ストロークで初の栄冠を手にして笑顔を見せる小林(平塚) =相模湖カントリークラブ
【小学生の部男子】70ストロークで初の栄冠を手にして笑顔を見せる小林(平塚) =相模湖カントリークラブ

 「小学校最後の年に優勝できて、すごくうれしい」。男子の部で一昨年は10位、昨年も6位に終わっていた小林が、三度目の正直で初の栄冠を射止めた。

 前半は芝をたたくアプローチミスをしたり、下りのパターで消極的になったりして2ボギー。だが、この大会で何度も悔しい思いをしてきたからこそ、すぐに気持ちを切り替えた。

 1オーバーで迎えた後半は1番(323ヤード、パー4)、2番(461ヤード、パー5)で連続バーディー。後半スタート前には徹底的に下りのパターを練習し、「正確さが勝負を決める」という冷静さを取り戻した。

 「ショットには自信がある」と、大会前の1週間は苦手のパット練習に集中。昨年の全英オープン覇者でパターの名手、ジョーダン・スピース(米国)のプレー映像も参考に、手首を固定することでぶれない打ち方のこつをつかんだ。

 昨年の関東小学生大会では5年生トップの9位。「今年は必ずトップに立って全国でも優勝する」と世代を代表するゴルファーになることを誓った。

急成長の伊藤、制球難克服し逆転


【小学生の部女子】71ストロークで初優勝した伊藤(横浜)
【小学生の部女子】71ストロークで初優勝した伊藤(横浜)

 伸び盛りの小学5年生が初の頂点だ。71ストロークで女子の部を制した伊藤は「優勝できて素直にうれしい」。初出場だった昨年よりスコアを17打も縮める会心のラウンドだった。

 前半を終え、同組の新地を1打差で追う展開。決め手は得意のドライバーだった。後半1番(323ヤード、パー4)でバーディーを奪うと勝負はロングの7番(476ヤード、パー5)だ。

 「2オンさせることに集中して距離を稼いだ」と、1打目はフェアウエー中央に230ヤード。前半、足の向きがバラバラになり制球が定まらなかった課題を克服すると、2打目の6番アイアンでピン奥7メートルへ。バーディーパットを沈めた。

 父の影響で小学校1年生から競技に親しむ。昨年から身長は8センチ伸び、力強いショットが武器になった。2週間前にも同じコースを回って自己ベストの70をマークしており、大舞台でも好調を持続させた。

 「まずは日本で一番になって、将来は世界で戦えるようになりたい」。昨年26位に終わった関東大会で雪辱し、全国小学生大会の切符を狙う。

 
 

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