5月に都内で開催されたスケートボードの日本選手権で優勝した相模女子大学高等部2年の伊佐風椰(かや)さん(17)=相模原市内在住=が11日、市役所を訪れた。スケートボードは2020年の東京五輪で正式種目となって注目を集めており、野村謙一教育長にさらなる飛躍を誓った。
伊佐さんは07年4月にオープンした同市中央区の小山公園ニュースポーツ広場で、6歳の時にスケートボードを始めた。園内には首都圏屈指のスケートボードエリアがあり、「技がすぐできるようになり、面白くなった」と振り返る。練習を重ねて小学校5年生の時に大会で初優勝。「あまりよく滑れなかった」という5月の日本選手権でも優勝を飾り、アジア大会(8~9月)の代表に決まった。
今後は米国内での大会に積極的に出場していくつもりで、野村教育長から「東京五輪での活躍を期待します」と声を掛けられ、笑顔でうなずいていた。