
10日から津久井浜海岸(横須賀市)で開かれていたウインドサーフィンのワールドカップ(W杯)が15日、閉幕した。市によると期間中、昨年より約1万6千人多い4万9482人が来場、世界トップクラスのパフォーマンスに酔いしれた。
2年連続の横須賀開催となった今回は、32の国と地域から約90選手が参加。海岸沿いの幅400メートル、奥行き200メートルほどの海域にS字コースを設けて速さを競う「スラローム」と、弱い風でもスピード感あふれるレースが楽しめる「フォイル」が行われた。
男子スラロームはアントワーヌ・アルボー選手(フランス)、女子スラロームはデルフィーン・クザン選手(同)、男子フォイルはゴンザロ・コスタヘーフェル選手(アルゼンチン)がそれぞれ優勝し、上地克明市長から盾を受け取った。クザン選手は「日本のファンはよく歓迎してくれて、良い大会だった。また来年訪れるのが今から楽しみだ」と喜びを語った。