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【県高校総体展望】陸上女子100、 前川と三村に注目

スポーツ | 神奈川新聞 | 2018年5月10日(木) 02:00

男子のリレー種目はメルドラム(左)らを擁する相洋や法政二などのハイレベルな争いが予想される =昨年9月の県新人戦から
男子のリレー種目はメルドラム(左)らを擁する相洋や法政二などのハイレベルな争いが予想される =昨年9月の県新人戦から

【男子】
 注目は高レベルのリレー種目だ。昨年9月の県新人大会1600メートルで、相洋が3分10秒89で頂点に立ち、法政二は0・02秒差で2位。それぞれ2017年の全国ランキングで4位、5位の好タイムをマークし、今大会も実力伯仲の好レースが期待される。

 相洋のリレーメンバーでもあるメルドラムとクレイは、それぞれ昨夏の全国総体400メートル、800メートルで準優勝した逸材で、今大会の同種目でも抜きんでた存在だ。

 長距離の1500メートル、5000メートルは県新人大会を制した内田(法政二)が2冠を狙う。

 三段跳びの秋山(橘)は4月の地区予選で15メートル74で県高校記録を更新。昨年5月の県総体予選会で泉谷(武相-順大)が42年ぶりに塗り替えた記録を上回り、走り幅跳びでも筆頭候補だ。

 走り高跳びの井上(橘)は4月の県記録会で2メートル04を出して勢いに乗る。400メートル障害で52秒12の好タイムを持つ陰山(逗子)も全国レベルの実力派。円盤投げは新人大会優勝の諌山(秦野総合)や昨年の全国総体に出場した深川(修悠館横須賀)らが競う。


【女子】
 100メートルは昨夏の全国総体7位の前川(橘)と、昨秋の国体で3位入賞を果たすなど波に乗る三村(東海大相模)に注目。400メートルは激戦区で、昨年の全国ランキング4位の高島咲がリードし、高島菜、合田の相洋勢らがしのぎを削る。100メートルと400メートルの有力選手がそろう200メートルも混戦の様相だ。

 800メートルは全国上位レベルの武藤(桐蔭学園)が筆頭。1500メートル、3000メートルで昨夏の全国総体に出場した吉村(白鵬女子)は、1月の全国都道府県対抗駅伝で区間賞をマークするなど成長著しく、今年も両種目でトップの座に揺るぎはない。

 砲丸投げ、円盤投げ両種目で昨年の全国総体5位だった大迫(平塚学園)は今年も盤石。ハンマー投げの中務(同)は4月の県記録会で、48メートル84の県高校新記録を樹立し充実している。

 400メートル障害の本多(橘)は、昨年の全国総体に出場した七種競技でも頭一つリード。リレー種目は、全国の頂を目指す相洋が他を圧倒する。5000メートル競歩は中(横浜翠嵐)が有力候補だ。

▽日程 12、13日=等々力陸上競技場、19、20日=三ツ沢公園陸上競技場

 各種目の6位まで(競歩、混成、女子三段跳び、同ハンマー投げは4位まで、走り高跳びと男子棒高跳びは上位6人まで、女子棒高跳びは上位4人まで)が6月15~18日に前橋市の正田醤油スタジアム群馬で行われる南関東大会に出場。同大会の6位まで(競歩、女子三段跳び、同ハンマー投げは4位まで、混成は3位まで、走り高跳びと男子棒高跳びは上位6人まで、女子棒高跳びは上位4人まで)が8月2~6日に三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われる全国大会に出場する。

 
 
 
 

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