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関東高校県予選
横浜栄悲願V 公立で史上初 アメリカンフットボール

スポーツ | 神奈川新聞 | 2018年5月8日(火) 02:00

【横浜栄-鎌倉学園】初優勝に笑顔を浮かべたり、涙を流したりして喜ぶ横浜栄の選手ら=慶大日吉陸上競技場
【横浜栄-鎌倉学園】初優勝に笑顔を浮かべたり、涙を流したりして喜ぶ横浜栄の選手ら=慶大日吉陸上競技場

 歓喜の涙が頬を伝う。部員わずか17人の横浜栄が「公立の壁」を打ち破り、神奈川の頂点に上り詰めた。

 大会が始まった1975年から春秋通じて公立校の優勝は初めて。春秋の決勝で4度涙をのんできた高橋昭監督(56)は「キーマンがいない総合力で勝てた。皆よく頑張った」と選手たちをねぎらった。

 前半は一進一退の展開。流れを変えるワンプレーが生まれたのは第3クオーターだ。パスコースを封じたWR佐藤のインターセプトが「大きかった」と高橋監督。ここからオフェンスが躍動した。センター付近でRB増山が相手守備陣のタックルをはねのけて大きくゲインすると、ランプレーで自身三つ目となるタッチダウン(TD)。ディフェンスの要でもある殊勲の背番号42は「OLが頑張ってくれたおかげ」と破顔した。

 部員が多い私立校と違い、それぞれの選手が攻守を兼ねる。終盤に複数の選手の足がけいれんしたが、集中力は最後まで途切れなかった。

 グラウンドは他の部活動との共用という不利な環境を克服した。練習は週4日だが、OBの学生コーチも指導に当たり、ポジションごとに内容の濃い練習をこなす。試合前は選手自ら相手を分析し戦略を練る。前身の港南台時代などを含め、長年チームを鍛えてきた高橋監督は「指導者が一方的に言えば苦しい状況で動けなくなるから」と話す。

 悲願達成もつかの間、気持ちは歴代の先輩たちが未勝利に終わってきた関東大会に向かう。主将の大城は「相手のレベルが上がるので体力面で負けないように強化したい」。神奈川王者らしい戦いを誓った。


【横浜栄-鎌倉学園】タッチダウンを三度決め、初優勝の横浜栄をけん引したRB増山(中央)=慶大日吉陸上競技場
【横浜栄-鎌倉学園】タッチダウンを三度決め、初優勝の横浜栄をけん引したRB増山(中央)=慶大日吉陸上競技場

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