「全日本バトントワーリングジュニア選手権」に出場する小田原市立町田小学校3年の芳澤実里(みさと)さん(9)が2日夕、同市役所を訪れ、加藤憲一市長に大舞台での健闘を誓った。
芳澤さんは市内のバトンチーム「チェリーズ」に所属。2月の全日本バトントワーリング選手権関東支部大会で、個人種目のソロトワールで3位入賞し、チーム初の全国切符をつかんだ。
この日はチームの一寸木克枝代表(60)、振り付けをした磯貝青央(あお)さん(16)、母親の恵子さん(36)と訪問。加藤市長から「友達の代表、小田原の代表としてぜひ優勝を」と激励されると、芳澤さんは「はい」とはにかんで応えた。一寸木代表も「関東のバトントワラーの思いも背負っている。優勝を目指したい」と意気込んだ。4歳でバトンを始めた芳澤さんはバトン回しや体の動きにスピードがあり、正確なテクニックとスピード感が要求されるソロトワール種目に適していたという。
全国大会は当初、29日に大阪府で行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期。変更後の日程は現在も未定という。