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栄冠目指し激戦 神奈川大学春季リーグ7日開幕

スポーツ | 神奈川新聞 | 2018年4月6日(金) 15:14

昨秋のリーグ戦で11季ぶり55度目の頂点に立った関東学院大。今春はどのチームが栄冠をつかむのか
昨秋のリーグ戦で11季ぶり55度目の頂点に立った関東学院大。今春はどのチームが栄冠をつかむのか

 神奈川大学野球春季リーグは7日、横浜スタジアムで開幕する。連覇を狙う関東学院大、昨秋リーグ2位の神奈川工大をはじめ、同3位の桐蔭横浜大、神奈川大、横浜商大、4季ぶりに1部昇格した横浜国大が5月19日からの最終週まで熱戦を繰り広げる。優勝校は全日本大学選手権(6月11日から7日間・神宮球場、東京ドーム)の出場権を獲得する。

 激戦必至の1部6チームの陣容と今春注目の2選手を紹介するほか、プロや社会人で活躍するリーグ出身者に現役選手へのエールを聞いた。

神奈川工大 
勝負の年と位置付け


 創部42年目で初の秋季リーグ2位にこぎ着けた昨季の経験を生かせるか。新田監督は「初優勝に向け、他校とどこまでやり合えるか」と、2018年を勝負の年と位置付ける。

 昨季の左腕二枚看板だった島村と眞下が抜けて投手陣は未知数。速球で攻める右腕日影、藤沢翔陵高出身の右腕山村、コースを突く左腕浅賀の中から柱となる存在が頭角するか。昨季もリリーフ登板した大峯は投球の切れが増し、湘南工大付高出身のルーキーでサブマリンの下川も控える。

 打線はリーグ屈指だ。昨年春秋ベストナインの下東(4年)が好機に強い。リードオフマン長嶋(3年)も強打でチームを引っ張る。4番には昨季指名打者だった中川が座り、投手陣を援護したい。主将の捕手高村、二塁川島健が築くセンターラインは安定感に磨きがかかる。

神奈川大 
ワンプレーを大切に


 昨季まで11年間指揮を執った古川監督から、OBで元西武の岸川監督へバトンタッチ。「バッテリーを中心に踏ん張り、ワンプレーを大切にしたい」と意気込む。

 主力捕手2人が抜け、2年奥村が新たに扇の要を任されそうだ。強気のリードで上級生の投手陣を引っ張りたい。エース右腕の中野(4年)は鋭いフォークで三振を取れる。直球に力のある左腕重田(3年)や右腕百瀬(同)、昨季は抑えの右横手岩瀬(2年)らも先発候補だ。

 打線は高い機動力が武器。昨秋の先頭打者で打率3割7分8厘を誇った夏井(4年)、川崎工科高出身で俊足の江越(同)がかき回し、187センチの主砲政井(同)が長打でかえす得点パターンを描く。1年時から出場し、大学日本代表候補の中堅手冨岡(3年)も攻守のキーマンだ。

横浜国大 
1部生き残りを決意


 「勝ち点1を取るだけではなく、優勝を狙う気持ちで戦って生き残る」。4季ぶりの1部に挑む横浜国大の田中監督は挑戦者の姿勢を貫く。

 昨秋は2部で全5チームから勝ち点を挙げる完全優勝。打線のつながりを意識し結果を残した。

 2015年の県内高校球界で活躍した公立校出身選手が攻撃陣をけん引する。主砲福田(3年)は橘高時代に県春季大会4強を経験。同大会準優勝で、東海大相模高との決勝では本塁打も放った県相模原高出身の金子(同)も好打者に成長した。シュアな打撃が持ち味の島村(4年)は春先から好調を維持しており、打順に関係なくチャンスメークできる。

 投手陣は制球のいい赤岡(4年)、植月(3年)、石黒(2年)の右腕3人が軸。手堅い守りからリズムをつくり、粘り強く戦いたい。

関東学院大
連覇向け「全力野球」


 「どんな変化にも恐れず、チャレンジしていきたい」。21季ぶりの連覇へ向け、鈴木監督の言葉は力強い。昨季の精神的支柱だったキャプテン長島から、主将は主砲御簗に代わったが、チームが掲げる「全力野球」は受け継がれている。

 今季から元ロッテの薮田コーチが就任し、投手陣強化に期待が膨らむ。中でも3年生の2枚看板、多彩な変化球が武器の左腕福本と、直球に切れがある右腕久保田は成長著しい。横浜創学館高出身の1年川井は制球力で勝負する。

 打線は昨年ルーキーながら主力に定着したリードオフマンの冨田、昨秋打率4割7分7厘で首位打者の関、昨年は春秋で3本塁打の古寺という2年生トリオから目が離せない。東海大相模高で2015年夏に全国制覇した竹内(3年)や、打線につながりを生み出す河西も強力打線を支える。

桐蔭横浜大
鍵握る投手陣の活躍


 「投手陣がしっかりしてくれるかで結果は変わってくる」と齊藤監督が期待を語る投手陣。中でも、川崎北高出身の三浦(3年)は制球力を武器に昨春デビューし、年間9勝1敗と安定感抜群だった。今季も不動のエースとなれるか。

 三浦以外の投手の奮闘も鍵を握りそうだ。先発に転向した右腕の登坂(同)や山地(4年)、桐蔭学園高出身の最速152キロ右腕・須永(同)らも登板機会が増えそうだ。

 苦しい場面で一発長打を放ってチームを救った藤坂が抜けた穴は大きいが、今季の打線にも不安はない。昨年ルーキーながら3本塁打を放った渡部や昨秋4本塁打の大神田(3年)、昨春打率5割の鈴木聖(4年)らがけん引する。2年山ノ井や1年山根ら、試合の流れを変えるバッティングができる下級生にも注目だ。

横浜商大
2年生の両腕に期待


 7年ぶりの春季リーグ制覇を掲げ「勝ち負けも大事だが、チームのために戦わなければいけない」と佐々木監督はナインを奮いたたせる。

 前主将の大城(JR東日本)ら内外野のレギュラー7人が抜けた穴を埋めるため、昨秋1本塁打に終わった主将の4番西林が、打線を引っ張りたい。大学日本代表候補に選ばれた嘉門(3年)、俊足のリードオフマン吉川(同)、横浜隼人高出身の右翼手・浅見(2年)も強打を発揮したい。

 エース左腕渡辺(現楽天)が抜けたが、2年生の二枚看板が不安をぬぐい去る。昨年2完封の向上高出身・右腕川村と、オープン戦でベイスターズの2軍を6回1/3無失点に抑えた左腕渡邉がエースの座を争う。昨秋リリーフの左腕藤村(2年)が先発転向を目指すほか、向上高出身のルーキー右腕・飯田も登板機会をうかがっている。

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