山梨県で行われたバスケットボールの関東高校新人大会で、男子の桐光学園が神奈川県勢初の単独優勝を飾った。厚い選手層に支えられた「全員バスケ」で栄冠をつかみ、主将のガード小田光太(2年)は「優勝したことでチームが一つになれた。(夏、冬の)全国大会でベスト4以上を狙いたい」とさらなる高みを見据えている。
全国4強以上狙う
プレー分析 課題克服
昨年の準決勝で敗れた土浦日大(茨城)と再戦した9日のファイナル。「ここまで来たら優勝してみないか」。就任30年目の高橋正幸監督(52)が試合前にそう促すと、選手は第1クオーターから全力で応えた。