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20歳 成長の帆は緩めない セーリング・山崎アンナ

スポーツ | 神奈川新聞 | 2020年2月8日(土) 18:30

 昨年12月のセーリング世界選手権49erFX級で日本勢トップの総合20位に入り、同級の東京五輪代表に内定した山崎アンナ(日体大、横浜市出身)と高野芹奈(関西大、大阪府出身)。不振にあえいだ苦しい時期を乗り越え、夢舞台への挑戦権をつかみ取った。セーリングで女子大生ペアの五輪出場は初めてで、本番まで成長の帆を張り続ける。

山崎・高野組帰国 世界選手権20位「もっと成長したい」

 ゴールした瞬間、山崎と高野は確信に満ちたハイタッチで喜びを分かち合った。

 昨年11月末から12月上旬までニュージーランド・オークランドで行われた世界選手権。49erFX級の五輪代表選考は、同年3月のプリンセスソフィア杯(イタリア・パルマ)、同5月のクラス別ヨーロッパ選手権(英国・ウェーマス)と世界選手権の合計ポイントで争われた。

 長い選考シーズンを振り返ってみれば、他の日本勢と比べて安定した成績を残してきた。高 野が「1年間の中で一番大事にしてきた」という世界選手権でも その優位は変わらず、上位25艇で争う「ゴールドフリート」にも初出場。メダルには遠く及ばなかったが、確実にステップアップして五輪切符を手中に収めた。


五輪代表入りを決めた山崎(左)高野組
五輪代表入りを決めた山崎(左)高野組

 前回のリオ大会で初出場した高野にとっては2度目の五輪。一方の山崎は兄の影響でセーリングを始めた7歳の頃からの夢をかなえた。日本は既に五輪代表入りを決めている吉田愛・吉岡美帆(ともにアビーム)組を筆頭に男女とも470級が強い。それに比べると49erFX級の注目度はやや劣る。世界選手権から帰国の際、山崎は「こんなにカメラに囲まれるのは 初めて! オリンピックに出られる ことに緊張はない。うれしいなーって」と目を輝かせた。

 リオ五輪から採用された「海のF1」とも呼ばれる49erFX級種目。全長4・9メートルの2人乗りで、体重が軽くてもスピードが出るよう設計された艇の形は細く、帆が広い。スキッパーの山崎はかじを取り、クルーの高野が体を張る。「実際に見たらものすごく迫力があって、スピードとダイナミックな動き」(山崎)が魅力という。

 現在は葉山沖を練習拠点に励む2人のセーラーが組んだのは17年4月。

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