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プロ経験で恩返し 元Jリーガー谷口博之さん、教室開校へ

スポーツ | 神奈川新聞 | 2020年2月8日(土) 16:00

地元でサッカースクールを開校する谷口さん=横須賀市佐原の横須賀フットサルクラブ
地元でサッカースクールを開校する谷口さん=横須賀市佐原の横須賀フットサルクラブ

 横須賀市出身の元Jリーガーで日本代表にも選ばれた谷口博之さん(34)=葉山町在住=が4月、同市内で小学5、6年生を対象にしたサッカースクールを開校する。昨年12月に現役を退いた谷口さんは「サッカーを通じて、自分自身の何かを見つけてほしい。それを手助けするスクールにしたい」と、地元から「第二の谷口」を育てようと熱い思いで準備を進めている。

 谷口さんは小学1年から横須賀鴨居SCでサッカーを始め、2004年に川崎フロンターレに入団。主にミッドフィルダーとして抜群の身体能力と高い得点力を武器に活躍した。しかし膝のけがなどから昨年、サガン鳥栖でのプレーを最後にプロ生活に別れを告げた。

 引退後に故郷でサッカースクールを開くことは、「20歳からの夢だった」という谷口さん。小学校高学年の頃、学校の先生やサッカーコーチら周りの大人たちに恵まれ、多くの影響を受けた。「自分が一番変わった時期で、プロになろうと決めたのもその頃。大人が真剣に自分の話を聞いてくれた」。こうした経験から今度は自分がそのきっかけをつくりたいと小学5、6年生に対象を絞ったスクール開校計画を温めてきた。


川崎フロンターレ時代の谷口さん=2007年9月
川崎フロンターレ時代の谷口さん=2007年9月

 谷口さんの思いを知った地元の不動産会社「ウスイホーム」(同市久里浜)は後押ししようとスポンサーとなった。同社は「地元企業としてスポーツを通じて地域に貢献できれば。地元出身の谷口さんに横須賀を盛り上げてもらいたい」と話す。市サッカー協会などからも手助けを受け、谷口さんは「いろいろな方の協力を得られ、本当に感謝している」と、スクールを通じて地元への恩返しをするつもりだ。

 指導については「選手には自分の得意なプレーを見つけ、磨いてほしい。シュートでもドリブルでもいい」と長所を伸ばす方針。「10年後にサッカー選手としてプレーしているのは一握りかもしれない。でも、スクールでの経験が、子どもたちの将来に何かしら影響を与えられればうれしい」

 スクール名はスペイン語でお父さん(パッパ)と少年(ニーニョ)を示す言葉から「パッパニーニョ サッカースクール」と名付けた。「指導者と子どもたちが近い距離感で接したい。親近感あるスクールに」(谷口さん)との思いを込めたという。

たにぐち・ひろゆき 1985年、横須賀市生まれ。同市立小原台小─同市立鴨居中─県立釜利谷高。横須賀鴨居SCでサッカーを始め、中学、高校時代は横浜F・マリノスの下部組織に在籍。2004年に川崎に入団。横浜M、柏を経て14年から鳥栖でプレーした。06年にJリーグベストイレブンを受賞。08年にU─23日本代表として、北京五輪に出場。09年と12年には日本代表にも選ばれた。J1リーグ戦350試合出場52得点。



 開校を前に2月17、27日、3月12日の3日間、横須賀フットサルクラブ(同市佐原)で無料体験会を開く。問い合わせや申し込みは同スクールのメール(tani.pns2020@gmail.com)で。

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