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19年2~3月 無観客で経費削減
ミッドナイト競輪開催へ 川崎競輪場

スポーツ | 神奈川新聞 | 2018年1月27日(土) 11:48

 川崎市は26日、深夜に無観客でレースを実施する「ミッドナイト競輪」を川崎競輪場で来年から開催する方針を明らかにした。経費を大幅に削減できる開催手法で、競輪事業の収益向上を目指す。

 同日の市議会総務委員会で市側が報告した。ミッドナイト競輪は午後9時~同11時半に開催され、レースはCS専門チャンネルやインターネット競輪公式サイトで視聴できる。車券は電話やスマートフォン、パソコンから購入できる。

 競輪場に観客を入れないため、案内や警備、清掃などの人件費が削減でき、終業後のサラリーマンも楽しめ、新規ファン獲得の効果も期待できるという。全国43の公営競輪場のうち13カ所で実施しており、県内では開催されていない。

 市は年内に住民の同意書を取り交わし関東経済産業局など関係機関への手続きを済ませ、来年2~3月の初開催を目指す。昨年12月に打鐘音や選手入場音楽の騒音影響の調査をしたところ、周辺住民に影響がないことも確認している。

 川崎競輪場ではナイター競輪(午後3時~同8時半)は実施しているため、新たな設備投資も不要という。同競輪場ではG3~F2のグレードで年間15節46日開催し、2016年度売上高は208億円。来年はF2ミッドナイトの2節6日間開催を予定している。

 
 

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