2季ぶりにJ1で戦う湘南は20日、平塚市土屋の妙円寺で必勝祈願を行い、J1定着を狙う新シーズンの活躍を誓った。
水谷尚人社長をはじめ、チョウ貴裁監督、選手、スタッフら約60人が参加。薄暗い岩屋の中で行われた護摩では、おのおのが燃えさかる炎に供物をくべて誓いを新たにした。
ベルマーレを率いて7年目のチョウ貴裁監督は「いつもは1、2個ぐらいなんだけど、四つぐらいお願いしちゃいました」と話し、「選手はやってやろうという気持ちがみなぎっている。これからいろいろな課題が出てくると思うが、真摯(しんし)に向き合って頑張っていきたい」と意気込んだ。
昨季主将を務めたMF菊地俊介は、年明けに第一子となる長女が誕生したこともあり、「まずは家内安全。けががここのところ多いので、1年間しっかり戦えるようお祈りした」と話した。
チームは21日にJ3福島と練習試合を行い、22日から来月2日までマラガ(スペイン)でキャンプを張る。